株式会社伍魚福 代表取締役社長

出張先より地域・社会とのかかわりについて経営について2025.05.23(Fri)全国珍味商工業協同組合連合会・理事就任

5月23日(木)から24日(金)に開催された、第61回全国珍味大会 in 函館、全珍連創立60周年記念式典に山中舜室長とともに参加しました。
主催は、全国珍味商工業協同組合連合会(略称「全珍連」(ぜんちんれん))です。
会場は、函館、湯の川温泉の「花びしホテル」。
主管は、地元の函館特産食品工業協同組合。伍魚福の協力工場、協力企業も9社加盟されています。

珍味関係の組合(単協)は全国に8つあり、各単協持ち回りで幹事役を務め、年に1回「全国珍味大会」が開催されます。
コロナ禍の影響もあり、単協が幹事になってその地域で実施されるのは、2019年以来6年ぶりとなります。
この写真は、15時30分から行われた大会の中で、「全珍連SDGsアワード大賞受賞企業講話」として指名いただき、伍魚福の取り組みを説明させていただいているところです。
「珍味」というのがそもそも水産物、農産物等を長く日持ちさせて食べられるように加工したものですので、そもそもSDGsに資する業界であること。
伍魚福は、伍魚福版三方よしである「伍魚福エンターテイニングスパイラル」、そして中期経営計画「伍魚福ビッグバン」により自分達の仕事の意味を考え、定義したこと。
参加されているすべての企業が、社会に役に立っているからこそ存在しているのであり、つながりを考えると実は既にSDGsに合致した仕事をされているはず。
というような話をさせていただきました。
組合員の中で少しでも多くの企業が、SDGsについて考えていただけたらうれしいですね。
我々の「日本の食品業界の良いスパイラルの起点となる」という中期経営計画の活動そのものでもあります。

大会の前、13時30分からは全珍連の役員会・総会が開催され、オブザーバー出席させていただきました。
その中で理事並びに監事の選挙が行われ、私も兵庫の代表として理事に選任されました。
理事は19名、監事は2名。
選任後の新しい理事による理事会では、互選により、全珍連の理事長に東京の塩田理事長、副理事長に兵庫の東村理事長、中部の西村理事長、九州の竹下理事長がそれぞれ選ばれました。
私も全珍連の理事の一人として、微力ながら業界の発展のために努力してまいりたいと考えています。
17時からは懇親会。
こちらは来賓挨拶をされる、大泉潤・函館市長(俳優の大泉洋さんのお兄様)です。
函館ならではの料理、お酒とともに、参加の皆さんと懇親を深めることができました。
伍魚福の山中室長は、全珍連の大会には初参加。
お取引のあるなしに関わらず、たくさんの方を紹介することができました。

伍魚福は全国の協力工場、協力企業の皆さんのお世話になっているからこそ、いろいろな商品をスピーディに開発し、上市することができます。
そして「評価するのはお客様」。
長年にわたってお客様に選んでいただいたものが、現在の伍魚福の品揃えとなっています。
協力工場、協力企業の皆さんと、お客様によって作られたものなのです。
本当にありがたいことであり、他社には真似のしにくい(真似するには時間のかかる)、独自性の源になっています。

翌23日は、ゴルフ大会と観光ツアー。
私と山中室長は、観光に参加させていただきました。
8時にバスで函館出発、3時間ほどかけて白老町へ。

国立アイヌ民族博物館を中心とした「ウポポイ」民族共生象徴空間。
そこから白老牛のレストランで昼食をとり、北広島市へ。

約600億円をかけて建設されたエスコンフィールド。
試合は開催されていませんが、スタジアムツアーにはたくさんの方が訪れています。
我々の参加したツアーでは、特別な会員ラウンジ、記者会見場、選手のロッカールーム、食堂、新庄監督の監督室、室内練習場を見せていただきました。
北海道日本ハムファイターズに入りたくなる?すばらしい設備でした。

その後、新千歳空港で解散、帰途につきました。
すばらしい設営をしていただいた、函館特産食品工業協同組合の皆さんに感謝です。
ありがとうございました。

来年は東京、再来年は兵庫が担当して全国珍味大会を開催することとなります。
参加者の皆さんに喜んでいただけるよう、兵庫でも企画を進めたいと考えています。