株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて経営について2025.05.16(Fri)兵庫県珍味商工協同組合・副理事長就任

本日、兵庫県珍味商工協同組合(兵珍)の通常総会が開催され、副理事長に就任いたしました。
理事長は株式会社有馬芳香堂の有馬社長から、株式会社かね徳の東村具德社長(前副理事長)にバトンが渡されました。
東村新理事長は、第9代理事長ということになります。
第8代の有馬前理事長は、2期4年を務められました。
珍味の日のイベント等通常の行事に加え、HACCPの研修を実施いただく等組合活動に対して多大なご尽力をいただきました。
ありがとうございました。

兵庫県珍味商工協同組合を始め、全国に8つの珍味に関連する組合(単協)があり、その連合組織が全国珍味商工協同組合連合会(全珍連)です。
各単協の理事長、副理事長が、全珍連の理事となります。

伍魚福は、昭和36年(1961年)、兵珍ができたときからの会員です。
前身は、昭和25年(1950年)に設立された兵庫県鯣加工協同組合。「鯣」は「するめ」と読みます。
その閉鎖登記簿謄本には、祖父、山中正親の名前もあり、伍魚福の創業前(伍魚福は、昭和28年(1953年)創業、昭和30年(1955年)法人設立)からお世話になっていたようです。
兵珍の初代理事長、株式会社草野商店の草野眞佐市さんには、伍魚福の山中勉名誉会長も創業時、商品(切りイカ、サザエの粕漬け、うにくらげなど)の製造方法などいろいろご教示いただいたそうです。
私が伍魚福に入社した平成7年(1995年)の2年後、平成9年(1997年)に全珍連の大会(全国珍味大会)を兵庫で開催することをきっかけに「青年会」が組織され、以後私も兵珍のお世話になってきました。
青年会では、11月23日の「珍味の日」のイベントや、パソコンや企業訪問などの研修会を実施するなど、さまざまな取り組みをしてきました。
平成14年(2002年)には、伍魚福の山中勉社長(当時)が第5代理事長に就任、平成18年(2006年)には山中理事長のもとで全珍連の大会を開催。
平成23年(2011年)4月、私も父と交代で兵珍の理事に就任し、現在に至ります。

兵珍の組合員は、現在27社。
伍魚福のような、小売パッケージの珍味を取り扱う企業から、商社(輸出入)、業務用珍味メーカー、調味料卸、市場の荷受け、米菓、ナッツ、豆菓子、あられ、海産珍味、佃煮、そうざいなど同じ「珍味」の業界団体ではあるものの、業種は多彩です。
会社の規模もさまざまで、異業種交流という側面でも大変勉強になります。
兵珍のウェブサイトはこちらです。
今年、兵珍の青年会も再スタートします。
青年会には伍魚福の山中舜室長も参加し学びの場とさせていただきたいと考えています。

祖父から4代に亘ってお世話になっている兵珍。
組合活動を通じて、社会にお役に立つことも「伍魚福ビッグバン」の取り組みの一つといえます。

私も副理事長として、微力ながら努力を続けて参ります。