株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて自分自身と家族について雑感2011.06.05(Sun)若きいのち-運動会賛歌-/灰谷健次郎と妙法寺小学校

20110605myohoujikko.JPG妙法寺小学校には運動会でいつも歌う歌があります。
私も子供のころ歌っていて、今でも覚えています。
「若きいのち-運動会賛歌-」
灰谷健次郎 作詞
西川光三 作曲
1.晴れたそらのもと わたしたち
心 あわせて つどいきぬ
胸をはり リズムにあわせ
進めよ 歌えよ ひびかせよ
ああ 妙法寺の 若きいのち
世界の空に はるばると とべ
2.緑の大地に わたしたち
心 はずませ 手をくみぬ
肩をはり 足なみそろえ
進めよ 歌えよ ひびかせよ
ああ 妙法寺の 若きいのち
世界の大地に ふくよかに におえ
「灰谷健次郎 作詞」とあります。有名な児童文学作家の方の名前です。
20110604undokai02.JPG上の子供達が妙法寺小学校に通うようになり、運動会のプログラムで名前を見つけて不思議に思っていました。
運動会賛歌として全国的に歌われていて、「妙法寺の」のところに自分の学校の名前を入れて歌うのかなぁ、と思っていました。
昨夜学校便り「妙法寺っ子」に掲載されていた校長先生の文章を読んで驚きました。
灰谷健次郎さんは1934年(昭和9年)生まれ。「兎の眼」、「太陽の子」、「ろくべえまってろよ」等で有名な児童文学作家で、5年前に72歳で亡くなりました。
灰谷さんは、作家になる前、神戸市の小学校教員だったそうです。
最初に勤めたのが、なんと、妙法寺小学校で、1956年(昭和31年)4月から3年間担任をされていたそうです。
作曲者の西川光三さんも1957年(昭和32年)4月に妙法寺小学校に初任教師として赴任されたそうです。このお二人が妙法寺小学校におられた昭和32年か33年にこの歌「若きいのち-運動会賛歌-」が作られたようです。
それから現在までずっと歌い継がれています。
灰谷さんが妙法寺小学校の児童のために作った作品であったということに本当に驚かされました。
私が小学生のときには、「プールの歌」というのもありましたが、ひょっとしたらこれもお二人の作品だったのかもしれません。
教えて頂いた校長先生に感謝。
児童のためにこの歌を作ってくれた若き日の灰谷さん、西川さんにも感謝。
これからも歌い継いでいきたいものですね。