株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて経営について2009.09.12(Sat)感性価値創造ミュージアム in KOBE

昨日夕方から本日午後にかけて「感性価値創造ミュージアム in KOBE」というイベントに参加させていただきました。

経済産業省独立行政法人中小企業基盤整備機構が機能や価格を超えた魅力・価値観である「感性価値」を日本のものづくりに活かして行こうということで昨年度よりスタートした事業です。

昨年度は東京・青山での開催、そして本年度はユネスコのデザイン都市の認定を受けた神戸市での開催です。
神戸市立博物館(写真)を中心に朝日会館などで開催されています(明日13日まで)。

機能や素材に見合った価値=コストパフォーマンスということでは、日本のものづくりは他の国々に苦戦を強いられています。

では、日本ならではの強みを活かせる分野はなにか?

その一つの答えが商品の持つ「機能」以外の「物語、文化、哲学、新しい提案・発想の転換、自分や社会を変えるメッセージ」=「感性価値」であるという考え方です。
「愛用品」といえるようなモノには、機能や価格以外の物語や背景があります。
普段身に着けている古い自動巻きの時計、10年以上乗っている車、学生時代からずっと通っているラーメン屋さん・・・。
単に機能だけならもっといいものがたくさんあるのになぜこれなのか。

同じような機能の商品がふたつあったとき、どちらかを選ぶ決め手になるものは何なのか?

その答えが「感性価値」なのでしょう。

昨日夜から本日午後にかけて、感性価値・デザインにかかわる講演を3つ聞かせていただきました。

9月11日(金)17:30~
「EMPTINESS-日本の感性の原像-」
グラフィックデザイナー 原研哉

9月12日(土)13:00~
「デザイン都市・神戸~これからのモノづくり、感性価値を生み出す『デザインの力』」
工業デザイナー 喜多俊之

9月12日(土)16:30~
「感性価値が開く、新生ものづくり日本」
デザイナー/実行委員長 ムラタ・チアキ

いずれも著名なデザイナーの方ばかりです。
詳細はここには書きませんが、伍魚福のものづくりについてたくさんの気づきをいただきました。

今後の伍魚福の商品のデザインはどうあるべきか。
誰にどんな価値を訴えることができるのか。

市立博物館2階には、喜多俊之氏にアドバイスをいただいて進行している「デザインルネッサンス神戸」プロジェクトの展示もありました。

本年度のプロジェクトには伍魚福も参加しています。
ここに展示されるのにふさわしいモノを作り上げなければなりません。

喜多さんにご挨拶したところ、「次回のゼミナールを楽しみにしているよ」とのこと。
かなりプレッシャー(笑)ですが、TEAMのメンバーとともに良いものに仕上げていきたいと思います。
会場ではお世話になっている神戸市デザイン都市推進室の皆さんにもご挨拶。
近くの旧居留地十五番館では「感性カフェ」が開催されています。
「神戸洋菓子デザインアワード」に入賞したデザインのケーキを商品化したものが提供されています。

こちらでは「レーブ ドゥ シェフ」の社長、佐野靖夫氏のトークショーを聞くことができました。

貴重な勉強の機会をいただいたことに感謝。
ありがとうございました。