株式会社伍魚福 代表取締役社長
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地域・社会とのかかわりについて経営について2025.11.06(Thu)キルギスからの研修受け入れ2025(JICA研修)
本日午後、キルギス共和国からの研修生に来社いただきました。
今回来訪されたのは研修生12名、通訳、事務局含めて15名です。
恒例となっていますが、2025年度のJICA国別研修 「キルギス日本人材開発センターMini MBA(35期-36期)」本邦研修の訪問先として選んでいただいたものです。
株式会社リロエクセルさんが、JICAから研修を受託運営されています。
企業戦略、マーケティング、商品開発を中心に再構成したスライドをロシア語に翻訳いただいたものを投影。
ロシア語への逐次通訳付きで約1時間45分。

「神戸で一番おもしろい会社を目指して」。
通訳付きなので実質はその半分、50分程度です。
伍魚福の提供する価値やコトPOPの実例として「備長炭カシューナッツ」を取り上げて、試食していただきながら説明。
とても熱心に話を聞いていただきました。

講義終了後、感謝の言葉とともに、キルギス名産の蜂蜜のギフトセットをいただき、記念撮影。
その後、マイクロバスで三宮へ移動。
バスの中では質疑応答。
「品質管理についてはどういう取り組みをしているのか」
「社長は他の会社を経験して入社したとのことだが、なぜアパレル部門だったのか」
「工場がないというビジネスモデルのメリットを3つにまとめて回答してください」
たくさんの質問をいただき、熱心に話を聴いていただけたことが伺えます。
「伍魚福オツマミドコロ神戸三宮」では、講義中に試食した「ピリ辛さきいか天」、「備長炭カシューナッツ」をはじめ、たくさんお買い上げいただきました。
伍魚福商品がはるばるキルギスへ、お土産として持って帰っていただける。
備長炭カシューナッツを召し上がって、驚いていただく姿が想像でき、とてもうれしく感じます。

講義の中でも申し上げましたが、今回の研修が研修生の皆さんを中心とした良いスパイラルが回る、きっかけのひとつになるといいですね。
今回も事務局のリロエクセルさん、通訳の皆さんには大変お世話になりました。
はるばるキルギスから来ていただいた研修生に皆さんにも感謝。
ありがとうございました。
11月20日追記:
研修生の方の感想をいただきました。コメントの一部を紹介します。
・ユニークでクリエイティブでビジョンがある。変わったもの作っている。社長もプレゼンも素晴らしかった。
・マーケティング戦略やユニークな商品開発、さらに会社の秘密まで惜しみなく教えてくれた。
・帰国後は、クレド(常に携帯する)による従業員のモチベーション向上(特に新入社員向け)を取り入れようと思う。
・伝統とこだわりを持ちつつ、基準を設けている。継続的にカイゼンに取り組んでいる。ニッチな市場に参画しており、私も狙っていこうと思った。
・製造工場を持たなくてもできることがあると学んだ。なぜ工場を持たないのか尋ねたところ、「お金をかけたくない」という率直な答えをいただけたのがよかった。
・価値を創造し、少量生産で魅力的な商品を提供している点に感銘を受けた。スパイラルの考え方にも共感し、顧客に高品質な商品を少量生産で届ける姿勢が素晴らしい。




