株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて経営について2008.11.17(Mon)神戸商工会議所経営革新塾

本日は、神戸商工会議所が主催する「KCCI経営革新塾~実践コース」にて講演をさせていただきました。
この塾は兵庫県立大学経営学部の佐竹隆幸教授が講師をつとめられ、9月から12月まで8回コースで経営革新について学ぶというものです。

毎年ひょうご経営革新賞の受賞企業をケーススタディとして取り上げられているそうです。

「もっと『エンターテイニング』な企業を目指して~ビジネスモデル革新の歴史と人材育成の仕組み『自創経営』~」と題してお話ししましたが、参加メンバーには旧知の方もおられ、少し緊張しました。

約70分間スライドを元に説明をさせていただいた後、いったん退席。
兵庫県下の大企業から中小企業まで約20名が参加されているのですが、6グループに分かれて
30分間意見交換。その後再度入室し、各グループからの質疑応答を1時間行いました。

過去にも何度か講演をさせていただいておりますが、1時間にわたって質疑応答があるのは初めてです。皆さん各企業の経営に携わっておられる方ばかりで、鋭い質問をたくさんいただきました。

「伍魚福のビジネスモデルの弱みは何か?」
「協力工場を選定する基準は?」
「見込み生産を行いながらロスを最小にしていく仕組みは?」
「『習慣作り』をどのようにすすめるのか?」
「後継者の育成や技術の承継はどのように考えているのか?」
「社内部門の目標設定についてはどうしているのか?」
「成果主義と目標の設定との関係は?」

皆さん真剣そのもので、こちらも大変勉強になりました。

講演終了後、神戸駅近くの中華屋さんで交流会。私も参加させていただきました。
佐竹先生をはじめ、11名の方とさらに深い意見交換ができました。
たくさんの方との出会いがあり、大変楽しいひとときを過ごさせていただきました。

自創経営の「習慣づくり」の中に、実際知識の拡大(役に立つ知識の習得)のために「できるだけたくさんの人に接触する習慣」をつくろうという項目があります。
今日はまさしくこれを実践できました。ありがとうございました。