株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて2007.11.04(Sun)長田南小学校創立10周年記念式典&音楽会

先日(10月24日)総合学習で伍魚福へ見学に来てくれた神戸市立長田南小学校の5年生の皆さんから心のこもった寄せ書きと10周年記念式典&音楽会の招待状をいただきました。遠い道のりを男の子が歩いて届けてくれたそうです。

神戸市立長田南小学校は、今から10年前、神楽(かぐら)小学校と志里池(しりいけ)小学校が統合されてできました。それぞれ創立76年、61年の歴史ある小学校だったそうです。

両校の校区だった長田区御蔵通、菅原通、真野町などは阪神大震災で最も被害の大きかった地区のひとつです。両校とも避難所として震災の1月17日から9月(神楽小)、12月(志里池小)まで避難所となっていました。

本日会場となった長田南小学校の体育館は当時の神楽小学校の体育館でしたので、まさしく地域の住民の方の避難場所として生活の場となっていたのです。

10周年記念式典では、長田南小学校の全学年の児童225名が半分ずつに別れて歌う統合前の2校の校歌をバックに昔の学校の写真のスライド映写を見たり、来賓で来られていた統合当時の先生方からの思い出のお話、現在の長田南小学校の活動紹介等がありました。昔の難しい歌詞を子供たちは一生懸命練習して覚えたのでしょう。大変感激しました。

その後の音楽会も心のこもった素晴らしいものでした。伍魚福に来てくれた6名の児童の元気な顔も見ることができました。最後は6年生の児童が歌で見送ってくれました。自分の子供のいない学校行事に参加するのは初めてでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

昨日は長男の小学校の音楽会でした。公立の小学校はどこも同じかなぁと思っていましたが、いろんな工夫を学校ごとにされているのだということが実感できました。長田南小学校の10周年記念パンフレットにも「教育目標」→「重点目標」→「重点的取組み」の記載がありましたが、企業の経営とも共通するものを感じました。

改めて先生方と児童の皆さんに感謝。ありがとうございました。