株式会社伍魚福 代表取締役社長

「食」全般くぎ煮資料室雑感2021.03.06(Sat)自宅でイカナゴの「くぎ煮」炊き 2021【レシピ付き】

本日3月6日土曜日、大阪湾・播磨灘の「イカナゴ漁」が解禁になりました。
例年、解禁日には鮮魚店やスーパーの店頭で早朝から行列ができます。
本日は昼間の用事があったため、並んでの購入は断念。

Twitterで「イカナゴ」を検索すると、どの店でどんな価格で売っているのかの情報がよくわかります。
今年は税抜きで1kg3,980円程度のお店が多いようです。

来週以降もし入手できたら買おう、と思っていました。

夕方、17時半ごろから、ランニングに出かけることに。
ウエストポーチにお金、クレジットカードとエコバッグを入れて、ランニングしながら、念のため(笑)途中にあるスーパーマーケット等を覗くことにしました。

自宅最寄りのスーパー、売り切れ(当然ですね)。
駅前のコープさんも売り切れ(魚のサイズの見本がありました)。
フルセが1パックありました。今思えば買っておけばよかったです。

少し坂を登り、ディスカウントスーパーに行ってみたところ、なんと「遠慮のかたまり」が!
1kgが1パック、「3割引」のシールがついて残っています。

「救出せねば!」ということで、その店でショウガと黄ザラ(黄色いザラメ)を購入。
一旦レジを通りましたが、半端の342gが売り場に残っていたのを思い出し、売り場に戻ってこちらも救出。
ひょっとしたら、ということでスーパーもう一軒回りましたが、そちらも当然売り切れ。

夕食後、少し遅い時間になりましたが、「くぎ煮」炊きスタートです。

以前、「いかなごのくぎ煮文学賞」の応募作品の中に「みんなと同じ時間帯に炊くとガスの圧力が弱まるので、夜中に炊く」という声があるのを目にしましたが、本日はそんな感じですね。
火の強さの変化は感じませんでした・・・。

ショウガを千切りにする技術がないので、適当にみじん切り。
ダイス状になった大粒のショウガが歯に当たるので、これはこれで美味しいと思うのです(言い訳)。 

【我が家のくぎ煮のレシピ】
(伍魚福のくぎ煮のレシピとは異なります)
いかなご:1kg
醤油:180cc
みりん:20cc
砂糖(黄ザラ):300g
生姜:50g

ショウガは、大きさに合わせて適当です。
今年は、半端の342gも合わせて炊くので、1.342を掛けて換算。

調味料を強火で煮立て、軽く水洗いしたイカナゴを手づかみで少しずつ、鍋に均等になるように投入します。

アルミホイルで落としぶたをし、20分程度強火でひたすら煮詰めます。

「アク」をとってもいいのですが、私は気にせずそのまま。

水分が少なくなってきたら、落としぶたをとり、火を弱めます。
数回鍋を返して、調味液とイカナゴがなじむようにします。
決して箸でかき混ぜてはいけません(イカナゴが崩れます)。

液体が少なくなってきたら、できあがり。
ザルにあけて冷まして「完成」。

このレシピは、数年前の「くぎ煮コンテスト」グランプリの方のレシピをもとに、ショウガの量を調整したものです。
一般のレシピよりも液体が少ないので、トータル30分程度で炊き上がります。
液体がほとんど残らない状態まで煮詰めますので、少し硬めの日持ちのする「くぎ煮」に仕上がります。
やわらか目がお好みの方は、早めに火を止めると良いでしょう。

完成後、日本酒と、白ごはんとともに美味しくいただきました。
翌日、おすそ分けの手配をして記念撮影。

昨年も、一昨年も曜日が合わず、自分でくぎ煮を炊くことができませんでしたので、3年ぶり。
特に昨年は、大阪湾の漁が実質2日で終わりましたので、全く炊けなかったご家庭も多いようです。

今年は昨年よりも少し良い状態ですが、楽観はできません。

ひょうごの食文化「くぎ煮」。
みんなで「豊かな海」を取り戻し、末長く継承できるようにしたいですね。