株式会社伍魚福 代表取締役社長

「食」全般地域・社会とのかかわりについて経営について2023.08.03(Thu)株式会社丸うとの業務提携について

伍魚福は、神奈川県小田原市のかまぼこメーカー「株式会社丸う」(まるう)と業務提携いたしました。
本日14時神戸経済記者クラブで記者発表いたしました(プレスリリースの内容はこちら)。

2023年の年末商戦に向けて「丸う」ブランドで「かまぼこ」「伊達巻」「いか塩辛」「わさび漬」等を製造し、消費者通販(丸う公式通販)、地元土産店で販売する他、ご希望のある小売業については個別にご商談し、限定で商品供給する計画です。

前身の会社「丸う田代」は籠清さん、鈴廣さんとともに「小田原3大かまぼこ」と呼ばれた企業で最盛期は年商約25億円を計上していましたが、2020年に破産。
不動産売買・賃貸・開発や一般事業会社への投資などを手がけている株式会社東銀リアルエステートが出資した新会社が営業権を承継し、「株式会社丸う」として再出発したものです。

小田原のかまぼこ通りにあった「丸う本店」近隣の駐車場物件が他社に落札されて使用できなくなったことから、2023年2月以降、一時営業を休止しています。
下記ウィキペディア等をご参照ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E3%81%86

https://maruu.com/

伍魚福は、登録している「兵庫県事業承継・引継ぎ支援センター」の紹介で、同社と接点ができ、話し合いを進めていました。
SNSで検索すると、おせちには「丸う」のかまぼこ、伊達巻というファンの方も多くおられますので、食文化を守るという意味でもお手伝いをすることといたしました。

「株式会社丸う」は現在社長の宮本雄太氏1名だけの会社で、工場のないメーカーとなっています。
伍魚福のビジネスモデルとの整合性も高いことから、今回の決断となりました。

商品は協力工場で製造し、冷凍で備蓄、11月からの発売予定です。
商品柄、年末が出荷のピークになる見込みです。
入出荷業務に関しては、メインは外注で対応する予定です。
将来的には伍魚福の協力工場の生産の平準化等に貢献できる可能性があります。

2024年2月までの契約としており、それまでの間にお得意先のご意見や消費者の方の反応などを確認し、将来性を見極めた上で、それ以降のあり方を両者で取り決めます。

伍魚福の中期経営計画「伍魚福ビックバン計画」=「日本の食品業界の良いスパイラルの起点となる」という方向性に合致するプロジェクトです。
現在商品製造等の業務引き継ぎを行なっています。

「丸う」ブランドのかまぼこや伊達巻をご愛用されているお客様に喜んでいただけるよう、TEAM GOGYOFUKUメンバー全員で努力いたします。
よろしくお願いいたします。