株式会社伍魚福 代表取締役社長

勉強メモ経営について読書メモ2010.11.13(Sat)「ブランドは根性」日経デザイン編

20101113brand_wa_konjo.jpgサブタイトルには、
世界が駆け込むデザイン印刷工場
「GRAPH」のビジネス
とあります。
先月、10月29日、神戸商工会議所主催の講演会で兵庫県加西市の印刷会社「GRAPH」の取締役でデザイナーの北川一成さんのお話しを聞きました。
その際に紹介のあった本です。
北川さんは、デザインにも「ポジティブな違和感」が必要だとおっしゃっていました。
周りとあまりに調和するデザインだと溶け込んでしまい、目立たない。
全く同感です。
六本木アートナイトというイベントのクリエイティブディレクターを北川さんが務められたのですが、とにかく凄い。
詳細はこちらを参照ください。
オシャレな六本木の街に、マンガみたいな、真っ青のポスターや看板が。とにかく目立ちます。
北川さんのインタビューも参考になります。
我々が今勉強している「コトPOP」は何故手書きなのか?
それは、整然とした売場で、パソコンで印刷したPOPばかりの中で「いい違和感」があって目にとまりやすいからなのです。
この本の中にも、「違和感」の話が出てきます。
高級チョコレートのパッケージのロゴの配置。
微妙に中央からズレた所に配置をすることで見る人に「わずかな違和感を与え、ふとしばらく目を留めさせる役割を持つ」そうです。
この本自体のデザインもそう。
私自身は、ネット通販で買いましたが、本屋さんに並んでいたら間違いなく目立つ蛍光色の黄色。
ブランド関連コーナーにはたぶん、写真が入って、スッとした、シャレたデザインの本が多いと思いますが、黄色ベタに文字だけ。
タイトルも「ブランドは根性」。
私もいろいろ本を読みましたが、最近「根性」なんて言葉はタイトルはもちろん、本文にも見た覚えがありません。
良く見ると、表紙の「デザイン印刷工場」の「イ」の字にちょっと違和感が。
「ビジネス」の「ジ」も?
下の「日経デザイン 編」の「イ」もちょっと違和感が。
背表紙の「日経デザイン 編」の文字は普通なので、これもわざとしかけられたものに違いありません。
いろんな意味でおもしろい、考えさせられる本となりました。