株式会社伍魚福 代表取締役社長

経営について2010.02.05(Fri)2010年2月度全体会議、TEAM GOGYOFUKU提報システム、事例共有発表会

20100205zentaikaigi02.jpgこちらはTEAM GOGYOFUKU研修会で講師を務め、「TEAM GOGYOFUKU提報システム」の説明をする佐々木繁係長です。
本日は2010年2月度の全体会議です。
私からは、本日からテスト運用を行う「TEAM GOGYOFUKU提報システム」の導入の目的を説明。
このシステムは、毎日TEAM GOGYOFUKUメンバーから短い文章(150文字まで)にまとめた社長宛の提案や報告(会社を良くする創意、工夫、気付いたことの提案や考えとその対策の報告)をしてもらい、共有・活用しようするものです。
以前からも日報や「お客様の声カード」、「金の卵(クレーム)カード」などにいろいろな気づきを報告してもらっていましたが、今後は全TEAMメンバーが共通のシステム上で運用することとなりました。
よく「お客様のニーズに合った商品を・・・」ということがありますが、本当にお客様のニーズをつかめているでしょうか?
お客様に直接「ニーズは何ですか?」と聞いても答えていただける訳はありません。
お客様の声の背景にある真のニーズはなにか?
これを「察する」ことのできるアンテナを常に張りめぐらせ、一人ひとりのTEAMメンバーの「情報感度」を高めたい。
タイムリーな情報を全員から私宛に直接聞かせてもらうことで迅速な経営判断や、業務プロセスの改善につなげたい。
結果として一人ひとりのお客様のお役に立つ会社になりたい。
そんな思いでスタートします。
3月1日の正式スタートに向けて2月いっぱいテスト運用を行います。
この間に入力への習熟、提報システムの処理フローの確定、採点と報奨の仕組みの整備などを行います。本日帰社間際に既に入力いただいていた「提報」情報に社長審査のテストを行いました。
コメントの仕方、採点の仕方、共有先の入力など。
まだまだ修正しなければならない点もありますが、使い勝手は良さそうです。
来週早々には外部からのアクセスの仕組みも整備でき、出張先のパソコンや携帯電話からでも入力できるようになります。
今回のシステム導入は、情報システムGのリーダー、佐々木繁係長が担当してくれました。
第一回の打合せが12月1日、正式決定してから約1ヶ月でハードの調達からシステムの設定まで進めていただきました。迅速な対応ありがとうございました。
TEAMメンバー全員で活用していきたいと思います。
2010年1月度のTEAM GOGYOFUKU MVPは次のお二人です。
MVP:お客様サービス部 佐川啓子さん
推薦コメント:
祝日出勤ありがとうございました。チェック、○○(お得意先名)入力もしていただき助かりました。
納品書、一緒に探していただきありがとうございました。非常に助かりました。
1月29日雑誌のパンチングで困って相談したところ、親切に教えて頂き、ミスパンチが修正でき、ありがとうございました。
カタログの校正していただきありがとうございます。とても助かりました。
特別賞:お客様繁盛推進部 菓子問屋チーム 門中次男課長
推薦コメント:
永い間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。思えば中途で入社した時からお世話頂き、当時は結構厳しいお言葉、教えを頂きました。今では良い思い出ですが。今後も色々とお教え頂く事もあろうかと思いますのでその時はよろしくお願い致します。また○○(居酒屋さん?)で飲みましょう!
長い間、ご勤務お疲れ様でした。いろいろと支えて頂きまして本当にありがとうございます。
私が20才代からの付合いですが、今の私が強じんな精神力で居られるのもあなたの大変厳しい教育の賜物と思っています。永い間ありがとうございました。
さりげない酒販店へのフォローありがとうございます。
おめでとうございます、そしてありがとうございます!
門中課長は、2月15日付で伍魚福を退職されることになりました。
定年を迎えられてから3年間、契約社員となってからも全国を駆け回って菓子問屋さん、業務用のルート開発を担当いただき、将来のための種をたくさん蒔いて頂きました。
2000年にスタートしたスーパーマーケットチャネルの開発は、私と門中課長の2人でスタートしました。文字通りゼロからのスタート。不慣れな展示会への出展、問屋さんへの説明、商談・・・。
懐かしく思い出されます。
本当に長い間ありがとうございました!
OBになられてからもよろしくお願いします。
夕方からは、「事例共有発表会」です。
今回のテーマは、ししゃもの成功事例の活用、隠れた銘品の発掘です。
1時間半にわたって、各メンバーの発表を聞きました。
それぞれのお得意先さまの協力があっての伍魚福であるということ、またお買上いただいている一人ひとりの消費者の方がおられての伍魚福であるということを強く感じました。
試食販売すると飛ぶように売れた「ししゃも」の事例
ワインの専門店で月間65個売れる「贅沢なピクルス」の事例・・・。
20100205zentaikaigi03.jpg国産商品のセレクトショップでは「備長炭カシューナッツ」が月に200個前後売れるそうです。
「備長炭カシューナッツ」については、聞いていた佐藤次長からも料飲店でも、各種イベントでの販売でも売れているという事例の報告も。
お買上げいただいたお客様だけではなく、そのお客様のまわりの方に「何これ??」という驚きと「食べたらおいしいね」という意外性を感じていただけること。
真のニーズはそのようなところにあるのかもしれません。
全員の投票の結果、最優秀賞は「備長炭カシューナッツ」の事例を発表してくれた藤原英樹課長に決定。
営業支援室の河合社員からの賞品授与です。
20100205zentaikaigi04.jpg賞品はなんと、「ししゃも」!?
ではなく、ししゃもの絵が描かれたチョコレートでした。
一足早いバレンタインデーのプレゼントです。
なかなかエンターテイニングなイベントとなりました。
設営いただいた営業支援室のメンバー、事例づくりに協力いただいたお得意先さま、繁盛係全ての皆さんに感謝。
本日の内容も今後のお客様への提案に活かしていきます。
ありがとうございました。