株式会社伍魚福 代表取締役社長

経営について2008.02.07(Thu)成果事例発表会

第7回の成果事例発表会が開催されました。

社内プロジェクトのひとつである「事例共有活用チーム」(リーダーは課長の佐藤良文)が主催し、年に2回開催しています。
各繁盛係(営業担当)が準備した成功事例、失敗事例を発表し、質疑応答を行います。

今回は特に定番コーナーの事例発表が多くありました。
スーパーマーケットにおいては、お得意先さま手作りのPOPを活かしていただいている事例や、チルド珍味の定番コーナーの棚割り提案で成果がでた事例など。
酒販店では、ドライ商品の販売方法を工夫することで成果がでた事例。
コンビニエンスストアで売れ筋ランキングのPOPをつけた結果の成果事例。
神戸銘品部門(お土産関係)では、お酒との関連販売によってチルド珍味が売れた事例や什器・陳列方法の変化によって売れ方がどう変わったか、などなど。

各繁盛係の発表に対して質疑応答も活発に行なわれました。発表のひとつひとつに各メンバーの成長のあとも垣間見られ、うれしく思いました。

伍魚福のほぼすべての商品が当社のお得意先さまの売場を通して消費者の方の手元に届くのです。当たり前のことなのですが意外と見落としがちなことでもあります。
きちんと「売れる売場」をご提案し続けることが我々の仕事です。そのためにいろんな事例やデータを積み重ね、精度を高めていくことが必要です。

最近ではPOSデータ(実際のレジを通った販売データ)を提供いただけるお得意先も増えつつあります。
「いくら納品したか」から「実際に店頭でいくつ売れたのか」を検証し続ける時代なのです。

大手メーカーは専門のマーケティング部隊を設けていろんなデータ・資料分析をしておられます。
伍魚福は反対に繁盛係の一人ひとりが現場の情報をつかんでお得意先に合った提案(これが「ソフト商品」)をし続けることに特色を出したいと思っています。
珍味=「エンターテイニングフード」というカテゴリーの専門メーカーとして、全国のお得意先様のデータとお客様の声を全員で共有できることの強みをさらに磨き、活かしていきたいと考えています。