株式会社伍魚福 代表取締役社長

くぎ煮資料室地域・社会とのかかわりについて2020.10.31(Sat)「いかなごのうた」(くぎ煮文学賞作品に曲がつきました)

うれしいお知らせをいただきました。

今回は、いかなごのくぎ煮振興協会の事務局長としてのお知らせです。

いかなごのくぎ煮振興協会が2017年3月に開催した「第6回いかなごのくぎ煮文学賞」詩部門特選受賞作品「いかなごのうた」(岡山県 ふじたごうらこ さん)に曲が付きました。

ふじたごうらこさんからは、9月にメールで「作曲を依頼した」と伺って私もとても楽しみにしていたのですが、ついに完成したとの連絡をいただきました。

文学賞の特別審査委員長、作家で俳人の三田完(みたかん)先生の講評で「このままメロディをつければ楽しい唄になるでしょう。どなたか作曲してくださいませんか」とおっしゃっていただいていたのですが、作者のふじたごうらこさんによると、これもひとつのきっかけでした。

ふじたごうらこさんのブログ記事によると、今回の国からの定額給付金10万円を何に使うかを考え、何か記念になることを、ということでプロに作曲してもらうことにされたのです。
作曲を依頼するにあたっての紆余曲折についてもブログに書かれています。

ふじたごうらこさんは、他にもたくさんの作品を作られています。
どの詩にするかを考えられた中で、プロの作家である三田先生が選んだ「いかなごのうた」に決めていただいたのです。

作曲されたのは、「魔王魂」というサイトを運営されている株式会社ジョーカーサウンズ代表取締役の森田交一さんです。
「魔王魂」は、森田さんの作品を自由にダウンロードして使える音楽フリー素材のウェブサイトで、たくさんの方が利用されています。

作曲:森田交一(魔王魂)
作詞:ふじたごうらこ
唄:桑原祐介

「いかなごのうた」という童謡のような題名を裏切るロック魂!
最後のフレーズの繰り返しが頭に残り、ぐるぐる回り続けます。
演奏もすばらしくかっこいいです。

この作品も「フリー素材」として公開されており、誰でも自由に使うことができます。
カラオケバージョンもダウンロードできます。

森田さん(魔王魂)の作品は、一部「カラオケDAM」に入っているそうです。
ひょっとすると、この「いかなごのうた」をカラオケで歌える日が近いかも。

昨日は、森田さんが「いかなごのうた」についてTweetされており、Twitter上でお礼を申し上げたところ、お返事をいただきました。
なんと伍魚福商品を食べながら家飲みをされていたとのことで、とてもうれしい夜となりました。

作詞のふじたごうらこさん、作曲の森田交一さん、そして、演奏、動画作成に携わっていただいた関係者の皆さんに感謝です。
本当にありがとうございます!

いかなごが不漁で高騰し、春の「くぎ煮フェア」も厳しい年が続いています。
今年は、コロナの影響で「いかなごのくぎ煮コンテスト」も一般投票中止。
「いかなごのくぎ煮文学賞」も不漁を嘆く声がたくさん寄せられました。

来年3月、この曲をBGMに大々的に「くぎ煮フェア」が開催できることを心から祈っています。