株式会社伍魚福 代表取締役社長

勉強メモ2006.09.28(Thu)「ある農夫の一日」

ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。どうも病気にかかったらしい。とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
(アクティ総合研究所・大西啓義氏)

「ニシオ式躍進経営の秘密」東川鷹年著/明日香出版社より引用

伍魚福では、1999年11月に西尾レントオール株式会社、元常務取締役・東川鷹年先生の勉強会「自創経営塾」に参加したことを契機に、2000年3月よりこの手法を全社に導入し、「部門経営者」の育成にあたっています。

私がこの勉強会に参加して一番最初に聞いた話がこれです。
毎日が農夫の一日になっていないか・・・。常に自問自答しています。