株式会社伍魚福 代表取締役社長

くぎ煮資料室商品について地域・社会とのかかわりについて経営について2013.03.31(Sun)第11回くぎ煮コンテスト・第2回くぎ煮文学賞の表彰式

20130331kugini_event01.JPG本日10時10分から、神戸市長田区の若松公園「鉄人広場」にて「第11回いかなごのくぎ煮コンテスト」と「第2回いかなごのくぎ煮文学賞」の表彰式が行われました。
主催は「いかなごのくぎ煮振興協会」。私は、協会の事務局長として参加しました。
朝、小雨がぱらつき、天候が心配されましたが、無事雨も上がりました。
20130331kugini_event02.JPGまず、「いかなごのくぎ煮コンテスト」の表彰です。
この写真右より、司会のケイちゃん、伍魚福賞の前田雅子さん(神戸市長田区)、大賞の大城貴子さん(芦屋市)、と私です。
3月9日に開催されたコンテストでの投票による1位が「大賞」、プロが選ぶナンバーワンが「伍魚福賞」です。
伍魚福賞のくぎ煮については、そのレシピを参考に、伍魚福が限定数量で商品化し、販売します(新神戸駅のくぎ煮フェアなど)。
表彰をさせていただいた後、私からの質問にお二人からお答えいただきました。
大城さんは今年43kg、前田さんは今年70kgも炊かれています。奇しくもお二人とも沖縄のご親戚にくぎ煮を送っておられるそうです。
それぞれのくぎ煮のレシピや、そのこだわりなど、我々も勉強になりました。
20130331kugini_event03.JPG続いて「いかなごのくぎ煮文学賞」の表彰です。
特別審査委員長を今年もお願いしたのは作家で俳人の三田完(みたかん)先生です。
司会のケイちゃんから三田さんからの講評を紹介いただいた後、グランプリ、準グランプリ、特選、三田完特別賞、入選作品を朗読してもらいました。
三田完先生の講評です。
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今年も「くぎ煮文学賞」にたくさんの応募をいただきました。
応募作品の多さもさることながら、応募者の年齢も多岐にわたり、また、単に阪神地区だけでなく日本各地から応募があったことに感動しています。くぎ煮の味覚が、全国に広がっている証しです。来年は海外からも応募があるのでは──などとひそかに期待しています。
今回は昨年にも増して優秀作が多く、とくに執筆に時間のかかるエッセイ部門に力作が目立ち、選考に大いに悩みました。
くぎ煮という食文化の魅力を文字でみごとに表現してくださった応募者の皆様、本当にありがとうございます。
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審査、講評いただきました三田先生、ありがとうございました。
短歌、俳句、川柳、エッセイ、作文など全国からの850以上の作品の中から選ばれた力作です。
本日表彰式には、グランプリ(短歌)の大林悦子さん(神戸市兵庫区、写真中央)と特選(エッセイ)の村上由香さん(神戸市須磨区、写真右)のお二人に出席いただきました。
表彰の後、くぎ煮についての思い出等を聞かせていただきました。
三田さんの作品ごとの講評、作品の詳細は、別途「くぎ煮.jp」に掲載させていただきます。
20130331kugini_event04.JPG鉄人の右足のそばに設営した特設コーナーでは、コンテスト伍魚福賞の前田雅子さんのレシピを元にして炊いた限定「くぎ煮」を販売させていただきました。
いかなごのくぎ煮コンテスト、いかなごのくぎ煮文学賞とも、来年も開催いたします。
大切な「食文化」であるいかなごの「くぎ煮」。
今後も皆さんとともに守り育てていきたいです。
今年は皆さんご参加ありがとうございました!
また来年以降もよろしくお願いいたします。