いかなごの「くぎ煮」資料室

2017年4月20日

第6回いかなごのくぎ煮文学賞・入選作品発表

20170420kugini01.jpg第6回いかなごのくぎ煮文学賞の入選作品が発表されました。

伍魚福が事務局を務める、「いかなごのくぎ煮振興協会」の主催で5年前から始まったものです。
主催:いかなごのくぎ煮振興協会
後援:長田区、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会
協力:株式会社伍魚福、「食のまち神戸長田」推進委員会、株式会社ホームセンターアグロ、長田区内郵便局

特別審査委員長は、第1回目より、作家・俳人の三田完(みたかん)先生にお願いしています。
三田先生のプロフィールは次のとおりです。

1956年埼玉県出身。慶應義塾大学卒業。
2000年、「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞受賞。
2007年、「俳風三麗花」(文春文庫)で第137回直木賞候補。
近著に「俳魁」(角川書店)、「あしたのこころだ 小沢昭一的風景を巡る」(文藝春秋)、不機嫌な作詞家 阿久悠日記を読む(文藝春秋)など。
いかなごのくぎ煮との出会いは、2000年ごろ、作詞家の阿久悠氏からプレゼントされたこと。

今年は、沖縄県以外の46都道府県から2155もの作品が集まりました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
内訳は、俳句 298作品、川柳 1374作品、短歌 348作品、エッセイ 101作品、詩 34作品です。
事務局にて、全ての作品を読み込み、544作品が一次審査を通過。

三田先生に、グランプリ、準グランプリ、各部門特選を選んでいただきました。
三田先生、ありがとうございます!
いかなごのくぎ煮振興協会賞は、事務局を務める私が選ばせていただきました。

【グランプリ作品】
≪川柳≫
「くぎ煮以外 曲がったことは 嫌いです」
 りのんぱさん(東京都江東区)37歳

【準グランプリ作品】
≪短歌≫
「あいうえお 習い始めた 一年生 くぎ煮並べて つ・く・しと書いた」
 西田由里子さん(堺市南区)35歳

【郵便局賞作品】
≪エッセイ≫
「福島のコウナゴ(イカナゴ)」
 佐藤茂男さん(福島県福島市)

【俳句特選】
「採れたての いかなごまさに 光の巣」
 むらさき色布さん(横浜市磯子区)29歳

【短歌特選】
「ひとりでも 大丈夫だと 言う母に くぎ煮持たされ また見送られ」
 橘孔雀さん(福井県福井市)52歳

【川柳特選】
「いかなごも キロの値段で 鯛に勝ち」
 板垣光行さん(新潟県村上市)58歳

【エッセイ特選】
「春告魚」
 義田知子さん(ニュージーランド)

【詩特選】
「いかなごのうた」
 ふじたごうらこさん(岡山県)

【ジュニア部門グランプリ】
エッセイ「おてつだい」 
 てふてふさん(岐阜県岐阜市)高2

【ジュニア部門詩特選】
「優しさに包まれて」 
 黑沢侑夕さん(神戸市灘区)高2

【ジュニア部門俳句特選】
「亡き祖母の 影を追いかけ 炊く くぎ煮」
 浅井菜々子さん(神戸市垂水区)高3

【ジュニア部門川柳特選】
「くぎ煮食べ くぎがはずれて 笑顔の子」
 横溝惺哉さん(仙台市青葉区)小5

【ジュニア部門短歌特選】
「いかなごが みんなおじぎを しているよ 「いただきます」と ぼくもおじぎする」
 横道玄さん(山口県光市)6歳

【いかなごのくぎ煮振興協会賞】
≪ 短歌 ≫
「アルミ箔の 落し蓋より 開いた穴の 数のみ湯気の 吹くくぎ煮鍋」
 瀬戸内光さん(山口県光市)

≪ 川柳 ≫
「俺くぎ煮 錆びたナイフは 裕次郎」
 ペー助さん(山口県岩国市)71歳

≪ 短歌 ≫
「冷蔵庫 ラップの上から 「りょうすけの」 母の書いた字 持って帰る用」
 船引亮佑さん(東京都中野区)27歳

≪ 短歌連作21首 ≫
「くぎ煮への思い入れ ~妻奮闘の記録~」
 大濱義弘さん(神戸市垂水区)73歳

≪ 短歌 ≫
「孫知らぬ 戦下のあの日も 我が母も ご馳走といい 食べたくぎ煮も」
 成澤紀子さん(仙台市宮城野区)76歳

≪ 川柳 ≫
「このくぎ煮 忖度せずとも うまいなぁ」
 だいちゃんZ!さん(堺市東区)41歳

≪ エッセイ ≫
「日本人になりました」
 小林あみさん(川崎市宮前区)

≪ エッセイ ≫
「いかなご先輩」
 中能茜さん(大阪市北区)

エッセイや詩、連作短歌などの全文、三田完先生の講評、推進協会賞の選評は、「くぎ煮.JP」でご覧いただけます。
過去5回の作品も掲載されています。

このブログを書くために改めて各作品を読み返しました。
いろんな地域から、いろんな人の、いろんな思いが伝わる、楽しい作品ばかりです。

今回のジュニア部門の短歌特選は、なんと6歳の男の子。
地域や応募者の多様性に「くぎ煮」という食文化の力を感じます。

この文学賞を登竜門として各分野(俳句・川柳・短歌・詩・エッセイ)の権威ある賞や、直木賞、芥川賞、本屋大賞、ノーベル賞作家が生まれたら楽しいな、なんて妄想をしています(笑)。

最初は「くぎ煮コンテスト」の第10回を盛り上げるためにスタートした「文学賞」でしたが、回を重ねるごとに内容も充実、文学賞単体でも継続するべき意義深いものになりました。

「くぎ煮」についての熱い思いを文字化し、将来に伝える。
文化の継承という意味も強く感じます。

過去6回の入選作品をまとめ、印刷物にすることも考えてみたいです。
本にまとめてもいいかもしれませんね。

来年も「いかなごのくぎ煮文学賞」は開催予定です。
後援・協力いただいた各組織の皆さん、審査いただいた三田先生、応募いただいた全ての皆さんに感謝です。
ありがとうございました!


投稿者 山中 勧 : 22:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月24日

関西テレビ「みんなのニュース ワンダー」にくぎ煮石碑登場

20170316wonder00.JPG関西テレビの堀田篤(ほったあつし)アナウンサーです。
3月11日の「いかなごウオークラリー」、「いかなごのくぎ煮コンテスト」の取材に続き、16日には伍魚福へ。

24日放送の関西テレビ「みんなのニュース ワンダー」の中の「みんなのギモン」というコーナーで「くぎ煮のルーツ」について取り上げていただくこととなったものです。
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伍魚福では、いかなごの「釘煎」について記述のある「滋味風土記」(昭和10年刊)や、長田区の駒林神社の大鳥居前にある「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑について説明をさせていただきました。

担当の北野記者からの要望で、21日には塩屋の「釘煮発祥の地」石碑を訪れ、これを建てた鮮魚店の店主の方ともお話をさせていただきました。
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そして本日18時過ぎに放送。

私は珍味組合の会合がありましたので、リアルタイムでは見ることができず、帰宅後録画を見ました。

垂水の鮮魚店の行列や、「いかなご祭」、垂水区塩屋の石碑を建てた松本さんのインタビュー、長田の「いかなごウオークラリー」、「くぎ煮コンテスト」も映りました。
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長田の女性は、駒ヶ林が発祥の地だと明言。

どちらが美味しいという問いには数人が口を揃えて「長田」「長田」「長田」「長田」ときっぱり(笑)。

とても強い「くぎ煮愛」を感じます。
20170324wonder03.JPG「いかなごのくぎ煮振興協会」の事務局長を務める私の持論は、長田も垂水も同じくらい古くから「くぎ煮」を炊いているということ。

根拠は昭和10年刊行、神戸の料亭経営者の書いた当時のグルメ本「滋味風土記」の記述です。
今回の放送では、この本も取り上げていただきました。
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およそ15分間。
くぎ煮の振興につながる良い番組となりました。

今年は残念ながら史上最悪の不漁。

大阪湾では18日、播磨灘でも22日に終漁となり、最終日には浜値としては、多分史上最高の1カゴ25kg13万円の値段もつきました。
20170324wonder05.JPG伍魚福でも、予定していた数量の3分の1程度しか炊くことができませんでした。
もちろん、原価も高く、商品の規格も変更せざるを得ません。

消費者通販では、23日より、価格改定を行い、注文頂いたお客様にご説明。
ほとんどのお客様が、今年の状況をよくご存知で、値段が高くてもご利用いただいています。
20170324wonder06.JPGとてもありがたいことです。

高い商品となってしまった上に、4月いっぱいで今年のくぎ煮は売り切れてしまう見通しです。
楽しみにしている方が全国におられますが、大変申し訳なく思います。

なぜいかなごが獲れないのか、という質問をよくいただきます。
20170324wonder07.JPG「海水温の関係」
「そもそも獲りすぎ」
「(いかなごが夏眠したり、産卵したりする)海底の砂地が減っているから」
「海がキレイになり、餌になるはずの動物プランクトンがいない」

こちらも諸説があり、定かではありません。
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いろんな要素が複合しているのではないかと私自身は考えています。

資源保護のために、今年は早めに「いかなご漁」は終漁しました。
来年の豊漁につながることを祈ります。
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楽しい番組にしていただいた関西テレビの堀田アナウンサー、北野記者をはじめとするスタッフの皆さんに感謝です。

ありがとうございました!
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投稿者 山中 勧 : 23:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月11日

第15回いかなごのくぎ煮コンテスト(2017年)

20170311contest09.JPG 11時からは「第15回いかなごのくぎ煮コンテスト」。

こちらの写真は、投票による第1位・大賞を受賞された川島純子(長田区)さんです。
川島さんは、3年連続の大賞受賞の快挙です。
おめでとうございます!

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会場はアグロガーデン神戸駒ヶ林店さん。
主催:いかなごのくぎ煮振興協会
後援:長田区
協力:株式会社伍魚福、「食のまち神戸長田」推進委員会
株式会社ホームセンターアグロ、長田区内郵便局、大阪ガス株式会社

プロが選ぶ「伍魚福賞」は、昨日伍魚福のくぎ煮審査チームのブラインドテストで選ばれた作品ですが、こちらも川島純子さんです。
ダブル受賞おめでとうございます!

川島さんのレシピを参考に、限定数量でくぎ煮を商品化して販売させていただく予定です。

<川島さんのくぎ煮レシピ>
いかなご1kg
醤油(濃口)180cc
みりん80cc
キザラ250g
酒50cc
水あめ 大1
生姜30g
<作り方>
調味料を煮立たせる
強火で煮泡をつくり、いかなごを入れて強火で炊く
アクをこまめに取り、煮泡が落ち着いたら弱火で煮詰める
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第2位は大城貴子さん(芦屋市)。
神戸長田くぎ煮コンテストには毎年応募されている常連で、昨年も入賞されています。
大城さんのくぎ煮には、アーモンドとくるみが入っています。
おめでとうございます!

第3位は前田雅子さん(長田区)。
表彰式はご欠席でした。
過去2回伍魚福賞を受賞されている生姜多めのくぎ煮です。
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長田区内郵便局の皆さんが選ぶ、郵便局賞は仲間純子さん(長田区)。

長田郵便局の髙木局長に授与いただきました。
髙木局長も地元のご出身です。
仲間さんは、昨年から参加されており、郵便ポスト型の貯金箱が欲しかったそうです。
厳正な審査の結果ですが、念願かなっての受賞です。
おめでとうございます!
20170311contest08.JPGいかなごウォークラリーの帰りに立ち寄っていただく方も多くおられ、投票は200を超えました。

ことしのいかなご漁の解禁は昨年と同じ3月7日。
コンテストへの応募作品の締め切りが3月9日ということで、皆さん時間のない中でのご応募に感謝です。

解禁当日の魚屋さんの相場は、いかなご1キロ3000円〜4000円。
史上最高値です。

今でも、3000円程度で販売されています。
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伍魚福の「くぎ煮」の原料も非常に高い上に、数量も少なく、年間分の数量が確保できるかどうかわかりません。

駅売店や空港売店、サービスエリアでは徐々に新物くぎ煮売場を作りつつありますが、年度の途中で品切れする可能性もあります。
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来年の豊漁を祈ります。

たくさんの方に愛されているいかなごの「くぎ煮」。
今回の12の作品もすべてレシピが異なります。

試食いただいた審査員の皆さんもレシピに興味津々でした。
みなさんの参考になるとうれしいです。
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こちらにも関西テレビさんの取材が入りました。

3月24日夕方の「みんなのニュース ワンダー」の中の「みんなのギモン」というコーナーで紹介される予定です。

この後、垂水のいかなご祭の取材に向かわれました。

どんな番組になるか楽しみですね。
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応募いただいた皆さま、審査・投票いただいた皆さん、
そして設営いただいた、長田TMOの皆さんを始めとするスタッフの皆さん、
協力いただいた長田区役所、長田区内郵便局、アグロガーデン、大阪ガスの皆さんに感謝。

ありがとうございました!
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投稿者 山中 勧 : 18:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

第15回駒ヶ林いかなごウォークラリー(2017年)

20170311rally01.JPG今日は、毎年恒例の「駒ヶ林いかなごウォークラリー」に参加しました。
今回が15回目です。

主催:駒ヶ林まちづくり協議会・ふたば学舎
協力:長田区、神戸市環境局中央水環境センター、神戸市環境局長田事業所
協賛:株式会社ホームセンターアグロ、株式会社伍魚福

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先着300名に食事とお土産がふるまわれるのですが、受付開始の30分前にはもう行列ができていました。
関係者は9時に集合。ふたば学舎の受付前で皆さんとご挨拶。

伍魚福が参加させていただくのは、今年が4回目。
地元の顔見知りの方もだんだん増えてきました。
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ラリーのコース内には6カ所のスタンプポイントと12カ所のキーワードのポイントがあります。

伍魚福本社ビルの隣の「胴塚(首塚)」もスタンプのポイントのひとつです。
スタンプを押すのは、駒ヶ林中学校の生徒さん。

我々はその隣の駐車場で温かいお茶と、おつまみを提供。
梅ゼリーと、備長炭カシューナッツ、皆さんに喜んでいただきました。

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この胴塚は平忠度(たいらのただのり)さんのもの。
平清盛の末弟で、歌人でもあった忠度は、1184年(寿永3年)2月4日の一ノ谷の戦いにおいて命を落としました。
胴塚は今も地元の皆さんに手厚くお守りされています。

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キーワードポイントのひとつ、駒林神社(こまがばやしじんじゃ)では、中山禰宜ご夫妻がお出迎え。
くぎ煮が美味しく炊けるよう祈祷済みの「駒林生姜(こまがばやしジンジャー)」をご用意されていました。

シャレてますね(笑)。
20170311rally06.JPG
伍魚福がこのウォークラリーに参加させていただくようになったのは、2013年、駒林神社の鳥居前に「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑を建てさせていただいたことがきっかけです。
その際のブログ記事はこちらです。
ご縁はつながっていますね。
20170311rally07.JPGウォークラリーのゴールは、駒ヶ林公園です。

地元の婦人会の皆さん手作りのいかなごのくぎ煮のお寿司、いかなごと卵のお吸い物が振る舞われます。
伍魚福のおつまみのお土産も。
20170311rally08.JPG
私もお吸い物をごちそうになりました。
温かくてとても美味しかったです。
ごちそうさまでした!

本日は、関西テレビさんの取材も入りました。
3月24日夕方の「みんなのニュース ワンダー」の中の「みんなのギモン」というコーナーで紹介されるそうです。
20170311rally09.JPG
どんな番組になるか楽しみですね。

地元の皆さんとのご縁に感謝です。
ありがとうございました!
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投稿者 山中 勧 : 17:30 | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月16日

学研の書籍「すがたをかえる食べもの7 魚がへんしん!」に「くぎ煮」

20160616gakken01.jpg本が届きました。
株式会社学研プラス「すがたをかえる食べもの7 魚がへんしん!」という書籍です。
図書館セットとして、全国の図書館や学校の図書室に置かれる本だそうです。
大豆、米、麦、牛乳、とうもろこし、いも、魚がそれぞれ「食べもの」として加工されるところを写真で説明した7冊セットのシリーズです。

以前このブログに「自宅でくぎ煮炊き2015【レシピ付き】」という記事を書いたのですが、昨年11月、このブログの写真を使いたい、との問い合わせがあり、協力をさせていただいたものです。
20150228kugini08.JPG伍魚福の「くぎ煮」ではなく、我が家の作品です。
炊き上がったところを、我が家の食卓で撮影したものです。
長年写真を撮ってきましたが、自分の写真が書籍に掲載されるのは初めてかもしれません。
なんだかうれしいです。
20160616gakken02.jpgこんな感じで掲載されています。

巻末の「写真提供」に伍魚福の名前も。
図書館、図書室で永く読んでいただけるよう、「特別堅牢製本」されているそうです。

くぎ煮という名称ではなく、全国で通じる「つくだ煮」として紹介されています。
他には、さしみ、ひもの、かまぼこ、ちくわ、いかの塩辛、かんてん、のり、鮭フレークなど。

たくさんのお子さんに読んでいただきたいです。
大人が読んでもおもしろい内容ですので、図書館で見かけられましたら、是非ご覧ください。

編集を担当していただいた皆さんに感謝です。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 20:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年4月 2日

自宅でくぎ煮炊き2016【レシピ付き】

20160402kugini02.JPG今年のいかなご漁は、過去最悪の状況でした。

解禁日は例年よりもかなり遅い3月7日。
初日の水揚高は昨年の10分の1程度でした。

一般の魚屋さんでは、生のいかなご1kgが2500円〜2600円。
昨年の初日よりも1000円ほど高く、主婦の皆さんも大変驚いておられました。
20160402kugini01.JPG
くぎ煮を炊くための生のいかなごも当初は確保が困難で、3月初めから関西のお土産店で実施予定だった「くぎ煮フェア」も中止せざるを得ませんでした。

お得意先はもちろん、楽しみにされていた消費者の皆さんには大変ご迷惑をおかけしてしましました。

3月の中旬になっても獲れるいかなごの量は少ないまま。
知り合いの漁師の方も「今まで経験したことがない状況」とのことでした。

20160402kugini03.JPG
しかし「くぎ煮」は伍魚福の看板商品。
くぎ煮は伍魚福でなければ、と心待ちにしていただいているお客様も多いのでなんとか少しずつ炊きましたが、価格は高いまま。
大変心苦しいのですが、値上げせざるを得ない状況となってしまいました。

そんなドタバタでしたので、この数年いつも自分で炊いていた「くぎ煮」も炊けないまま4月に。
20160402kugini05.JPG
近隣のいかなご漁も終わり、今年は炊けないな、と思っていたのですが、今日の友人のfacebook記事で近くのスーパーがまだ「いかなご」を販売していることを知りました。

さらに、別の友人も本日くぎ煮を炊いており、美味しそうな写真が記事に。

いてもたってもいられなくなりました(笑)。
20160402kugini07.JPG時期が遅いので、魚のサイズは大きくなっていました。

伍魚福の20年前のくぎ煮と同じくらいかもしれません。

近年、小さめの魚を好まれる方が多いので、伍魚福のくぎ煮も最近は小さくなりましたが、実は少し大きめのいかなごの方が、脂がのっていておいしいのです。

20160402kugini08.JPG【我が家のくぎ煮レシピ2016】
いかなご:1kg
醤油:180cc
みりん:20cc
砂糖(黄ザラ):300g
生姜:80g

生姜が昨年よりも多いのは、ちょっとサイズが大きかったから。
20160402kugini09.JPG#伍魚福の製品のレシピとは異なります(念のため)。

一般的なレシピよりも液体が少ないため、早く炊けるのが特徴です。

強火20分、中火10分くらいで炊き上ります。
煮汁がなくなるギリギリまで煮詰める勇気が固く仕上げるポイント。

醤油とみりん、砂糖と生姜を入れて鍋を火に掛けます。
鍋の真ん中に火が正確に当たるようにすると、ムラなく炊けます。
20160402kugini10.JPG煮立ってきたら、洗ったいかなごを順次鍋に投入。
ガスは全開の強火。

いかなごは少しずつ手づかみで、沸騰して泡立っているところめがけて平らになるように入れていきます。

全部入れたら、アルミホイルで落し蓋。

箸でかき混ぜたりせず、ひたすらそのまま煮詰めます。
さわると魚が崩れてしまいます。

一般的なレシピだとこの辺で「アクをとる」と書かれていることも多いのですが、私は例年通りそのまま炊き詰めます。
20160402kugini13.JPG強火20分位で、沸騰の泡が小さくなってきます。
アルミホイルの落し蓋を取り、中火に。

頃合いを見て、鍋を返します。

煮汁の量を確認しながら、あと3〜4回鍋を返します。
傾けて煮汁が見えなくなったら出来上がり。

皿の上に置いたざるにあけて、粗熱を取ります。
我が家のいかなごの「くぎ煮」完成です!

例年通り、照りのある、硬めの仕上がりが我が家流。
20160402kugini14.JPG食卓にも「くぎ煮」のいい香りが漂います。

魚のサイズが大きいのが、懐かしい感じです。
早速味見しましたが、なかなか美味しいです(自画自賛ですいません)。

最後に「くぎ煮」とともに記念撮影。
20160402kugini16.JPG地域の食文化であるいかなごの「くぎ煮」。

今後のいかなご漁がどうなるのか心配ですが、地域の皆さんとともに守り育てていきたいと考えています。

今夜はくぎ煮とともに日本酒を美味しくいただきました!
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投稿者 山中 勧 : 22:24 | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月12日

第14回いかなごのくぎ煮コンテスト(2016年度)

20160312kugini_contest02.JPG11時からは、アグロガーデン長田駒ヶ林店で「第14回いかなごのくぎ煮コンテスト」が開催されました。

今年の応募は12作品でした。
いかなご漁の解禁が遅くなり、応募いただけるか大変心配でしたが、開催できてホッとしております。
20160312kugini_contest04.JPG解禁初日は、いかなご1kgが2000円から2500円。
今でも2000円前後ととても高い状態が続いています。

参加の皆さんには、それぞれ炊き上がりで1kg応募いただきます。
20160312kugini_contest01.JPGいかなごウオークラリーの後、そのままお立ち寄りいただく方も多くおられました。

会場はアグロさんの正面玄関前です。
結構長い行列ができました。
20160312kugini_contest05.JPG11時から13時まで、200人以上の方に投票いただきました。

厳正な投票の結果、大賞は、長田区の川島純子さん。
居酒屋「かわしま」を営まれています。昨年に続いて2年連続の受賞です。
おめでとうございます!
くぎ煮のプロが選ぶ「伍魚福賞」。
こちらも長田区在住の竹内英さん。
竹内さんのくぎ煮は、山椒入りです。
限定数量で商品化させていただきます。

今年から、長田区、長田区内郵便局、大阪ガスの後援、協力を頂きました。
豪華商品で参加の皆さんにも喜んでいただきました。
作品を提供いただいた皆さん、試食頂き投票いただいた皆さん、長田区役所の皆さん、アグロガーデンの皆さん、長田郵便局長を始めとする郵便局のスタッフの皆さんに感謝。
ありがとうございました!


投稿者 山中 勧 : 20:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2016駒ヶ林いかなごウオークラリー

20160312rally01.JPG本日は毎年恒例の「駒ヶ林いかなごウオークラリー」(主催:主催:駒ヶ林まちづくり協議会、神戸市立地域人材支援センター)に参加しました。
この写真はスタート地点の神戸市地域人材支援センター(旧二葉小学校)です。

少し寒いですがいい天気になりました。
5年前、東日本大震災の翌日のウオークラリーは兵庫県南部に津波警報が出されたため、中止なったそうです。
20160312rally02.JPG無事開催されることに感謝ですね。

伍魚福がこのラリーに協力するのは、3回目です。
ラリーのおよそ中間地点、もっとも西にあるチェックポイントが伍魚福の隣の「平忠度」さんの胴塚です。
その隣の伍魚福駐車場にて、温かいお茶とお菓子(梅ゼリー)を提供します。
20160312rally03.JPG人だかりで見えませんが、駒ヶ林中学校の生徒さんも、ボランティアでお手伝いに参加されています。

20160312rally04.JPG参加者はおよそ300名。
来られる時に集中しますので、お鍋でお茶を沸かして補充します。

毎年来られるリピーターの方もおられます。
1年ぶりのご挨拶をさせていただきました。
20160312rally05.JPG伍魚福前がひと段落したので、私はゴール地点の駒ヶ林公園に移動。

こちらで参加者の皆さんに記念品、いかなご料理が振る舞われます。
伍魚福からもおつまみをプレゼント。
手渡していただくのは、駒ヶ林中学校の生徒の皆さんです。
20160312rally06.JPG寒いので、いかなご入りの卵スープがとても美味しかったです。

巻き寿司の中にはくぎ煮が入っています。
20160312rally07.JPG今年はいかなご漁の解禁が3月7日。
不漁のため、いかなごの量が少なく、価格も高いため伍魚福のくぎ煮も製造が遅れています。
20160312rally08.JPG今回の振る舞い料理の予算は昨年の倍とのこと。
来年の豊漁を祈りたいですね。
お世話になりました皆さんに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 18:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月10日

「長田ブランド探検隊」(長田南小学校5年生)来訪2015

20151210nagataminami01.JPG昨年に引き続き神戸市立長田南小学校の5年生4名が担任の先生とともに来社されました。
「長田ブランド探検隊」という総合学習の見学先として選定いただき、「くぎ煮」と「伍魚福」についての学習です。

まずは私からスライドを使って「くぎ煮」の説明。
「くぎ煮」は自宅でも「おばあちゃんが炊いている」ということでした。
いかなご漁や、炊いている鍋の写真にみんな興味津々。

試食の「くぎ煮」や「ピリ辛さきいか天」、「備長炭カシューナッツ」は大好評でした。
来週12月17日の「カンブリア宮殿」の放送の説明もすると、皆さんびっくりされていました。
5年生なので、10時頃には就寝。おうちの方にビデオに録ってもらうようにお願いしておきました。

質問タイムでは、社名の由来や、商品の製造工程、仕事をしていてうれしいこと、難しいことなど。
20151210nagataminami02.JPG会議室での説明終了後、研究所に移動。

商品の陳列を見て歓声が上がります。
「これ食べてみたい」という声も。
#陳列用の商品なので食べられなくてごめんなさい。

物流センターも見学。
冷蔵庫の後、マイナス24.8度の冷凍庫にも入ってみます。
「寒い!」
外へ出るととても暖かく感じますね。
物流センター3階の包装工場も外から見学。

きちんとお礼の挨拶をしていただいた後、解散。
片道約30分の道のりを、元気に歩いて帰って行きました。
皆さんお疲れさまでした!
良いまとめ、発表ができるといいですね。
先生方のご指導にも感謝です。ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 18:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年3月21日

東洋ナッツ食品さん「アーモンドフェスティバル2015」

20150321almond_fest04.JPGアーモンドの花です。
きれいですね。

一足早いお花見、ということで、東洋ナッツ食品株式会社さんの本社で開催されている「アーモンドフェスティバル」(3月21日・22日)に行ってきました。
スタート時刻の10時ちょうどに伺いましたが、すでに開場されており、大変混雑していました。
社員の方に伺いますと、8時半ごろから長蛇の列ができたため、開場を早めたそうです。

毎年2万名の来られる一大イベントですが、今年は天気も良く、出足も良かったようです。
20150321almond_fest02.JPG今年初登場の「くるみくぎ煮」のおにぎりです(120円)。
このイベントだけで発売される限定商品です。

伍魚福は昨年から東洋ナッツ食品さんとコラボしています。
今年は、アーモンドを使った「さかなっつくぎ煮」(250円)とこのおにぎりの2品です。
20150321almond_fest05.JPGおにぎりは、この商品を含めて3品。
「3種類各1つずつ」と購入される方が多かったです。

たくさんの方に食べていただきたいですね。

ほかにもこのイベント限定の商品がたくさん。
スタッフの皆さんの工夫と、26年にわたって開催されている歴史を感じます。
お客様もリピーターの方が多いそうです。

アーモンドコロッケやアーモンドオーレなどには長い列ができていました。
20150321almond_fest01.JPG「さかなっつくぎ煮」もたくさんの方に召し上がっていただきたいですね。

今年は着ぐるみの「さかなっつくん」も登場。
最後の写真の左下に写っています。

企画、運営いただいている関係者の皆さんに感謝です。
ありがとうございます!
明日も頑張ってください。
20150321almond_fest03.JPG


投稿者 山中 勧 : 18:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年3月14日

第13回いかなごのくぎ煮コンテスト(2015)

20150314kugini_contest01.JPG本日11時からは「第13回いかなごのくぎ煮コンテスト」開催されました(主催:いかなごのくぎ煮振興協会)。
アグロガーデン神戸駒ヶ林店1階の特設会場は、開始早々から一般審査、投票の行列ができました。

今回の応募は14作品です。
地元長田区の方が4名、その他神戸市内の方3名、その他兵庫県の方6名(芦屋、西宮、明石、加古川、尼崎)、大阪府河内長野市からの参加1名。
地域的にも広がりを感じます。
20150314kugini_contest06.JPGレシピもさまざまです。
こちらは、スペイン風くぎ煮。スペインで好まれる「アニス」や「松の実」、「シナモン」、赤ワインなどを使ったもの。過去の応募作品の中でも最も異色の作品といえそうです。
この作品を応募いただいた方は、スペイン料理家の方で、普段は東京在住、たまたまいかなごシーズンだけ用事で神戸に在住されているとのことでした。
20150314kugini_contest04.JPG一般審査員の皆さんは、14種類を味見していただいた後、最もおいしいと思った1作品に投票していただきます。

今年は、アグロガーデンさんから安黒社長の田んぼで育てた「アグロ米」の試食提供もあり、ご飯の上にくぎ煮を載せて食べる方も。
毎年「ごはんが欲しい!」という声が多かったので、喜んでいただけたのではないかと思います。
20150314kugini_contest02.JPG今年は、アグロガーデンの「アグロ畑」の魚屋さんの「くぎ煮づくり実演」も。

皆さん興味津々でご覧になっていました。
早速生のいかなごを買いに走る方も。
今年のいかなご漁、需要に供給が追いつかず、解禁後半月以上たった今でも値段が下がりません。伍魚福としては、かなり困った状態です。
20150314kugini_contest07.JPGくぎ煮づくり実演のとなりでは、材料や専用タッパー、専用かごなどの販売も行われています。

一般審査員の皆さんは「くぎ煮」について思い入れのある方、炊いておられる方ばかりです。
中には、「これ私の炊いたくぎ煮!」と持参される方も。
私も試食させていただきました。

やわらかいものが好きな方、くるみ入りが好きな方、今年は山椒入りがなかったね、という毎年の常連の方・・・。
「いかなごのくぎ煮」が地域で愛されていることを実感できる貴重な機会です。
20150314kugini_contest12.JPG試食用の作品のひとつがなくなった13時過ぎに投票自体は終了。
今年は、207名の皆さんに投票いただきました。

アグロガーデンさんの別室をお借りして、開票。
間違いのないように2人で枚数を数えました。

1位:44票
2位:42票
3位:33票

と僅差となりました。
毎年そうですが、全ての作品に票は分かれています。
それぞれの家のくぎ煮の味がそれだけバラエティに富んでいる、ということが言えると思います。

どなたが「大賞」、「伍魚福賞」となったのかは、「くぎ煮.JP」で3月20日までに発表します。
発表をお楽しみに!

プロが選ぶ最優秀賞「伍魚福賞」の作品は、限定数量で伍魚福が商品化します。
皆さんに食べていただくのが楽しみです。

今年も応募いただいた14名の方、審査に参加いただいた皆さんに感謝です。
来年も開催しますので、我こそは、という方のご応募をお待ちしております。

今年で第4回となる「いかなごのくぎ煮文学賞」の作品は引き続き募集中です。
締切は3月31日です。まだまだ間に合いますので、くぎ煮に対する熱い思いのご応募もお待ちしております!
こちらも詳しくは、「くぎ煮.JP」をご参照下さい。


投稿者 山中 勧 : 21:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015駒ヶ林いかなごウォークラリー

20150314ikanago_rally1.JPG昨年に引き続き、「駒ヶ林いかなごウォークラリー」に協力させていただきました。
主催:駒ヶ林まちづくり協議会、神戸市立地域人材支援センター
共催:長田区、神戸市建設局中央水環境センター、神戸市環境局長田事業所、神戸常盤大学
協賛:アグロガーデン神戸駒ヶ林店、株式会社伍魚福、サントリーフーズ株式会社、関西キリンビバレッジサービス株式会社

朝はあいにくの雨模様。
事前申し込みをした方300名が対象ですが、雨のために参加を取りやめた方もおられたようです。
20150314ikanago_rally2.JPG9時30分から神戸市立地域人材支援センターで受付開始、10時から、神戸常盤大学の皆さんによる準備体操です。

ウォークラリーのスタンプポイントは全部で6箇所。
そのうちのひとつが、伍魚福の隣、平忠度さんの胴塚(首塚)です。

そのご縁もあり、昨年度からお茶とお菓子の提供をさせていただいております。
昨年は外の駐車場で行いましたが、雨の関係で本社1階の屋根のある部分での提供です。
20150314ikanago_rally3.JPGスタンプを押した方に、熱いお茶をふるまいました。
お茶菓子には「ちっちゃな梅ゼリー」です。

寒かったので、皆さんにとても喜んでいただきました。

雨もほぼ上がり、傘も必要なくなってきました。

私も本社前で誘導。
皆さんから「伍魚福さんやね」、「ごちそうさま」、「ありがとう」などさまざまな声を掛けていただけます。

ウォークラリーの道案内も。
20150314ikanago_rally4.JPGウォークラリーのゴールは「駒ヶ林公園」です。

ここでは、伍魚福のおつまみを含めたお土産と、いかなごのくぎ煮の入った海苔巻きといかなごの釜揚げの玉子スープが提供されます。

駒ヶ林エリアを回りながら、キーワードを12個集めます。
皆さんには楽しんでいただけたことと思います。
20150314ikanago_rally5.JPG企画いただいている地域の皆さんに感謝。
また準備、お茶の提供にあたってくれたTEAM GOGYOFUKUメンバーに感謝。

皆さんお疲れさま&ありがとうございました。


20150314ikanago_rally6.JPG


投稿者 山中 勧 : 20:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年2月28日

自宅でくぎ煮炊き2015【レシピ付き】

20150228kugini01.JPG今年のいかなご漁は、2月26日に解禁になりました。
初日の水揚げは平年並みとのことでホッとしているところです。今年の前評判は史上最も不漁ではないかといわれていましたので。
朝早くから漁に出ていただいている漁師の皆さんに感謝です。

伍魚福の本社のある、神戸市長田区を歩くと、家々から「くぎ煮」を炊く甘辛い香りがしてきます。
他府県の方からは「信じられない」といわれることがありますが、本当の話です。

伍魚福では、解禁日に炊いた「くぎ煮」を「KOBE 伍魚福 阪神梅田店」で当日から量り売りで販売させていただいております。
JR新神戸駅、JR新大阪駅、神戸空港、大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港ほか、関西のお土産店では、製品版(タッパー入、箱入り等)を3月1日以降順次発売いたします。
20150228kugini02.JPGいかなごを洗い、炊いて、冷まして、タッパーに詰めて・・・。
くぎ煮を炊いている工場も、物流センターの包装工場もフル稼動。
お得意先様の売場作りのために、繁盛係(営業)もフル稼働です。

このため、消費者通販のお客様へのお届けは少し遅れてしまいます。申し訳ありません。
20150228kugini03.JPG私も、解禁当日に炊いた伍魚福のくぎ煮を試食。
今年は、最初から少し大きめで、とてもおいしく炊き上がりました。

もちろん、社員販売での発売は一番後回しですので、味わうためには、阪神梅田店に買いに行かねばなりません(笑)。

ということで今年も自宅でくぎ煮を炊きました。

20150228kugini04.JPG何年か前から自宅で炊いているのですが、今年は昨年と同じ「第8回いかなごのくぎ煮コンテスト・伍魚福賞」の前田雅子さんの作品を参考にしたレシピです。

前田さんのレシピでは、生姜が250gとなっていますが、ウチでは、スーパーで売っていた生姜一袋分70gにしてあります。

【我が家のくぎ煮レシピ】
いかなご:1kg
醤油:180cc
みりん:20cc
砂糖(黄ザラ):300g
生姜:70g

20150228kugini05.JPG#伍魚福の製品のレシピとは異なります(念のため)。

一般的なレシピよりも液体が少ないため、早く炊けるのが利点です。

強火20分、中火10分くらいで炊き上ります。
煮汁がなくなるギリギリまで煮詰める勇気が固く仕上げるポイント。

醤油とみりん、砂糖と生姜を入れて鍋を火に掛けます。
このときに、鍋の真ん中に火が正確に当たるようにすると、ムラなく炊けます。

20150228kugini06.JPG煮立ってきたら、洗ったいかなごを順次鍋に投入。
ガスは全開の強火です。
最初に3分の1くらい入れ、沸騰して泡立っているところに残りを入れていきます。

全部入れたら、アルミホイルで落し蓋。
箸でかき混ぜたりせず、ひたすらそのまま煮詰めます。
さわると魚が崩れてしまいます。

一般的なレシピだとこの辺で「アクをとる」と書かれていることも多いのですが、私は気にせずそのままです。

煮汁が少し香ばしい香りをさせてきます。
鍋のフチで少し焦げているのでしょうか。

20150228kugini07.JPG強火20分位で、沸騰の泡が小さくなります。
焦げていないかにおいをかいだり、鍋を傾けて煮汁の量を確認。

煮汁が少なくなってきたら、中火にし、鍋を返します。
もう煮崩れはしません。

煮汁の量を確認しながら、あと2回ほど鍋を返します。
傾けて煮汁が見えなくなったら出来上がり。

皿の上に置いたざるにあけて、団扇で粗熱を取ります。
我が家のいかなごの「くぎ煮」完成です!

砂糖多めですこし硬めの仕上がりが我が家流になっています。
ちょっと味見をしましたが、かなりおいしいです(自画自賛・・・笑)。

20150228kugini08.JPG「いかなごのくぎ煮コンテスト」に応募したくなりますが、もし優勝してしまったら恥ずかしいのでやめておきます(笑)。

スーパーで配られているレシピを見ると、お酒を入れるとやわらかくなるという記述も。
いろんなレシピを試したくなりますね。

春の風物詩「くぎ煮」。
皆さんも炊いてみてはいかがでしょうか。

伍魚福は、「いかなごのくぎ煮振興協会」の事務局を務めています。

今年も、いかなごのくぎ煮振興協会の主催でJR新神戸駅の「いかなごのくぎ煮フェア」、「いかなごのくぎ煮コンテスト」、「いかなごのくぎ煮文学賞」を開催します。
詳しくは、「くぎ煮.JP」をご覧下さい。

地域の食文化「くぎ煮」をもっと守り育てていきたいです。
炊きたてご飯にも、日本酒の肴としてもピッタリ。
本日もおいしくいただけることに感謝です。


投稿者 山中 勧 : 22:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月30日

「会者定離-詩・句・歌集-」大林悦子さん著に「くぎ煮文学賞」掲載

20140830eshajori.JPG「会者定離」は「えしゃじょうり」と読みます。
仏経典からの言葉で「生者必滅会者定離」(しょうじゃひつめつえしゃじょうり)の一部です。
命あるものは必ず死に、出会ったものは必ず別れるという意味です。

昨日人づてにこの本を貸していただきました。
冒頭のカラーページを開けてびっくり。
「いかなごのくぎ煮文学賞」の表彰状の写真が作品とともに掲載されているのです。

年ごとのくぎ煮の味もままならず塩を引いたり糀入れたり

選者 三田完 先生(作家・俳人)<俳名・知水>

2013年に開催した「第2回いかなごのくぎ煮文学賞」においてグランプリを受賞された大林悦子さんの作品です。
今回、約50年書きためられた句、歌、詩などを集めて自費出版されました。
20130331kugini_event03.JPG2013年3月に開催された表彰式の際の写真です。真ん中の方が大林さんです。
表彰式の記事はこちらです。

著者略歴は次の通り。
1940年香川県坂出市生まれ。
1962年から神戸市立中央市民病院他の病院で看護師として勤務。
2007年に職を辞し、現在に至る。

看護師ならではの人の生と死を見つめての作品がたくさんあります。

初産の妻の屍に号泣する浅黒き肌のたくましき夫
自らの命少しと知れるごと泣かずに注射を受くる幼児
感情も感覚もなき卒中の患者の頭部にメスはひらめく
身寄なき老婆は我に「ありがとう」と伏して両手を胸に合わしぬ

医師や看護師の仕事の重さを感じます。
日々患者さんと接する仕事の過酷さ。
命の尊さ、運命の残酷さ。

神戸新聞の文芸欄にもたくさん掲載されており、その紙面とともにたくさんの作品が紹介されています。
<短歌>
春雨にけぶる海峡大橋は眠れる竜の背骨にも似て
食べてるか眠れているか順調か新卒の子にメールいくたび
<俳句>
ふるさとの友の丹精初荷着く
牡蠣太る風なお寒く光る海
ポケットに去年の銀杏手に遊ぶ
<川柳>
さまざまに波紋拡げる屠蘇の海
若き日の氷も解けて父の墓

その他、思わず笑ってしまう川柳も。

麦飯も残さず食べて今メタボ

「会者定離」というタイトルは、大林さんの7代前のご先祖「もと」さんの辞世の中に記された言葉です。
文政6年(1823年)に書かれた古文書を解読されたものです。
そのご先祖の方の思いを世に出したい、というのもこの出版の目的のひとつだそうです。
「得病患、今年死せん事うたがひなし・・・」から始まる文章の後、次の句が記されています。

会者定離ありとはかねて思ゑども死る我が身のなご里をしさに
別れてもまたおふ里は極楽の花のうてなでたのしみてま津

俗名 もと拝
文政六癸未年四月十九日卒

大林さんの思いの込められた貴重なご本です。
#作品の転載については、大林さんのご許可をいただいています。

ご縁に感謝です。
今後もお元気に作品を作り続けていただきたいです。
ありがとうございます。


投稿者 山中 勧 : 11:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 3日

「ふるせのくぎ煮」を駒林神社例祭に奉納

20140503furuse01.JPG近日発売予定のいかなごの2年魚(親魚)である「ふるせ」の「くぎ煮」です。

今年はテストで300パック限定で製造しました。
限定で発売し、お客様のご評価を元に来年以降も製造を検討しています。

いかなごのくぎ煮コンテストに応募いただいた婦人会連合会の友光喜代子さんから長田では昔はふるせのくぎ煮が普通だったと教えていただいたことがあります。

駒ヶ林漁業会の前の会長さんから伺った話では、神戸市長田区の駒ヶ林漁港のいかなご漁は底引き網を用いていたため「ふるせ漁」が中心だったそうです。
20140503furuse02.JPGまだ発売していないのですが、本日、駒林神社の例祭に奉納、参列された約70名に試食いただきました。
地元の皆さんも口々に「懐かしい」とおっしゃっていました。
家で炊いていたものはもう少し薄味だったそうです。

この例祭への奉納の件は、昨日の神戸新聞朝刊の地域面(神戸)にも大きく取り上げていただきました。

例祭の記念品にも採用いただき、私も参列したのでひとつ頂きました。

魚が大きい分、脂が乗っていてとてもおいしいです。
20140503komagabayashi01.JPG赤い衣装の方が駒林神社の中山宮司です。

昨年10月に「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑を駒林神社の大鳥居前に建てさせていただいたご縁で今回の奉納となりました。
中山宮司からは地元駒ヶ林の名物として、全国に広めたいという、ありがたいお言葉も頂きました。

例祭の最後には私も一言ご挨拶。
これからも地域の皆さんとともに「いかなごのくぎ煮」を盛り上げていきたいですね。
20140503komagabayashi02.JPG例祭終了後の記念撮影。
地元の方からは昭和30年ごろに「ふるせ」を煮て油をとる工場ができたが、ふるせが取れなくなり2年くらいで閉鎖された、という貴重な証言も頂きました。

まだまだ知らないことがたくさんありそうです。奥が深いです。
今後も地元の皆さんとのご縁を大切にしていきたいと考えています。


投稿者 山中 勧 : 22:46 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年4月 1日

「おはよう朝日です」に登場

20140325ohaasa01.JPG本日朝のニュース番組「おはよう朝日です」(朝日放送テレビ)の新コーナー、「猫の手貸します!」に登場させていただきました。
「猫の手も借りたい」ほど忙しくしている会社を訪問、お手伝いをするという企画です。

写真はレポートしていただいた若手漫才コンビの「和牛」さんです。
左が水田信二さん、右が川西賢志郎さん、中央が私です(念のため)。
水田さんが手に持っているのが今回手伝っていただいた「箱入くぎ煮」です。

和牛のお二人は、3月に開催されたNHKの第44回上方漫才コンテストで優勝された若手の実力派。将来が楽しみですね。
20140325ohaasa06.jpg伍魚福は「いかなごのくぎ煮」の製造、販売で忙しいということでスタッフの方からご連絡をいただき、今回の取材となりました。
先週3月22日には淡路の岩屋漁港、くぎ煮工場、25日には伍魚福での撮影。

放送は今朝7時20分ごろから約7分間。
私も少し早起きして、会社の会議室で拝見しました。

「くぎ煮」を始めとする伍魚福商品をとてもおいしそうに映していただきました。

放送に取り上げていただいた商品はこちらです。

研究所で、お二人には「伍魚福ジャンバー」と名札を着用いただき、「経営理念」の唱和もしました(放送はされませんでしたが・・・笑)。
20140325ohaasa02.JPG研究所での商品紹介では、伍魚福が製造販売している、「炭火焼肉たむら」(たむらけんじさん経営)のお肉を使ったビーフジャーキーも紹介。

ちょうど本日の放送分から「おはよう朝日です」の火曜日のレギュラーとしてたむらけんじさんが出演。奇遇ですね。

ピリ辛さきいか天、ユッケ風生ハムなども食べていただきました。
20140325ohaasa03.JPG研究所の後は、物流センターへ移動。

白衣に着替え、「くぎ煮」の小袋へのリパック作業です。

淡路で炊いた「くぎ煮」を包装工場にて重さを量り、小袋に詰め、封をする工程です。

物流センターで普段作業をしていただいているパートの方とのスピード比較も。
4~5倍早いので和牛のお二人も驚いておられました。
20140325ohaasa04.JPG何度かテレビの取材をしていただいたことがありますが、物流センター3階の包装工場は初登場です。

今年の「くぎ煮」の販売は大変好調で、物流センターはてんてこ舞い。

夕方からは、本社のスタッフも物流センターの応援に入っています。
本当に忙しい中、撮影協力してくれたTEAM GOGYOFUKUメンバーに感謝。
20140325ohaasa05.JPG午後からは、「箱入くぎ煮」の包装作業です。

箱に2袋ずつ詰め、シールを貼り、しおりを入れてテープ止め。
それを包装紙で包みます。
一つひとつ大変手間のかかる作業です。

夕方17時まで2人で約200箱。
本気で仕事に取り組んでいただきました。

お二人に作っていただいた商品も実際に売場に並びます。
そう考えると楽しいですね。

和牛の水田さん、川西さん、お疲れさまでした!
撮影、編集いただいたスタッフの皆さん、スタジオでコメントいただいた「おはよう朝日です」出演の皆さんにも感謝です。
番組のウェブサイトにも紹介いただきました。

ありがとうございました!


投稿者 山中 勧 : 21:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月21日

東洋ナッツ食品さん「アーモンドフェスティバル」

20140321toyonuts04.JPGアーモンドの花と、特製のナッツおにぎりです。
このおにぎりは神戸出身の料理研究家、白井操さんの考案によるものだそうです。
意外な組み合わせですが、おいしかったです。

本日3月20日と明日21日、神戸市東灘区の東洋ナッツ食品株式会社さんの本社で開催される「第25回アーモンドフェスティバル」に行ってきました。

アーモンドの花、初めて見ましたが、桜に良く似ていますね。
バラ科の植物だそうです。

敷地内には、アーモンドのほかにもアンズやスモモ、カリンなどいろんな木が植えられています。
カメラで写真を撮っている方もたくさん。
20140321toyonuts02.JPG桜よりも一足早いお花見ということで地元ではとても有名です。
今回私も初めてでしたが、とても大規模な行事で驚きました。
毎年約2万人の方が来られるそうで、社員総出の一大イベントです。

敷地内では、同じく地元MCC食品さんの「カシューナッツごはんカレー」や東洋水産さんの「アーモンドトッピング焼きそば」、いかりスーパーさんのオリジナルスイーツ、ケルンさん、ローゲンマイヤーさんのオリジナルパンなど、たくさんの商品が販売されていました。

「揚げたてアーモンド」とてもおいしかったです。
「アーモンドコロッケ」はあまりの列の長さに断念・・・。

飲酒は禁止ということで、とても健全なお花見でした(笑)。
20140321toyonuts03.JPG昨年9月に伍魚福で開催された「コトPOP研修会」に東洋ナッツ食品の社員の方に参加いただいたのですが、この社員の方の発案でコラボが実現。
東洋ナッツ食品さんのナッツを使った「さかなっつくぎ煮」3種類もこちらで販売されています。

「アーモンド入り」は伍魚福でも販売させていただきますが、「くるみ入り」「カシューナッツ入り」はこのフェスティバルと、東洋ナッツさんのネット通販での販売となっています。
「夢のコラボ企画」と書いていただいています(感激です)。

私もお土産に購入させていただきました!
20140321toyonuts01.JPG阪神電鉄「深江」駅からのシャトルバスも運行されています。
近くの神戸市中央卸売市場・東部市場などとも連携され、自動車も停めることができます。

地域貢献としても素晴らしい取り組みです。

東洋ナッツ食品の中島社長、ご担当いただいたスタッフの皆さんに感謝です。
ありがとうございました!
明日も頑張ってください。


投稿者 山中 勧 : 19:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月20日

JR新神戸駅「くぎ煮フェア2014」スタート(31日まで)

20140320shinkobe01.JPGJR新神戸駅「アントレマルシェ」にて毎年恒例の「いかなごのくぎ煮フェア2014」がスタートしました。
今年は、本日3月20日から3月31日までの開催です。

今年のいかなご漁の解禁は2月28日。例年よりも少し遅い解禁です。
いかなごのサイズは最初から少し大きめでした。
この数年の不漁に比べると少し状況が良いようです。

3月8日に開催された「いかなごのくぎ煮コンテスト」で「伍魚福賞」に選ばれたのは、神戸市長田区の吉原理恵さんの作品です。
20140320shinkobe03.JPG吉原さんのくぎ煮は、醤油のうちの25%がたまり醤油というレシピです。

応募時のレシピは次の通りです。

いかなご 1kg
たまり醤油 50cc
濃口醤油 150cc
ザラメ 260g
酒 50cc
みりん 150cc
しょうが 25g
「子供から大人まで食べられるように、甘めに炊いています。つや良くと明るめの色に炊けるように努力しています」とのこと。

吉原さんのレシピを参考にした限定商品もこちらで販売します。
20140320shinkobe02.JPG今年は、コンテストのくぎ煮以外にも、限定商品があります。

神戸のナッツの名門企業「東洋ナッツ食品」さんのアーモンドを使った「さかなっつくぎ煮」です。
東洋ナッツさんは日本で初めて世界のナッツを商品化した企業です。

兵庫県珍味商工協同組合にも加盟されており、同社の中島社長とは旧知の関係です。
昨年、担当の方がコトPOP研修で伍魚福に来られたご縁で発案され、今回のコラボが実現しました。
東洋ナッツさんが毎年開催されている「アーモンドフェスティバル」(今年は明日3月21日~22日)。このイベントで販売する限定商品として、「くるみ入り」「カシューナッツ入り」「アーモンド入り」の3種類炊きました。

伍魚福では、このうち「さかなっつくぎ煮アーモンド入り」を新神戸駅とオンラインショップで販売させていただきます。

オンラインショップの限定商品コーナーはこちらです。
東洋ナッツさんとのご縁に感謝です。

神戸の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」。
たくさんの方に味を知っていただきたいですね。
新神戸駅をご利用の際は是非お立ち寄り下さい。


投稿者 山中 勧 : 20:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月11日

「五つ星ひょうご内覧会」(「手提げくぎ煮」選定)

20140311itsutsuboshihyogo01.JPG本日午後2時から「五つ星ひょうご内覧会」が神戸市中央区の「サンボーホール」で開催されました。

「五つ星ひょうご」とは、兵庫県が選定する県の特産品認定制度です。
運営は公益社団法人兵庫県物産協会が行っておられます。

ウェブサイトによると、定義は次の通りです。

「五つ星ひょうご」とは・・・ひょうご五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)の豊かな自然や歴史・文化を生かした商品のうち、"地域らしさ"と"創意工夫"とを兼ね備えた逸品を、統一ブランド名「五つ星ひょうご」として全国に発信するものです。
20140311itsutsuboshihyogo02.JPGこの「五つ星ひょうご」に伍魚福の「手提げくぎ煮」が選ばれました。
神戸のお土産として新神戸駅、神戸空港などでもたくさんの方にお買い上げいただいている人気商品です。

本日は内覧会ということで、マスコミや小売業の方が約200名来訪。
いかなごのくぎ煮の試食をしていただきました。
20140311itsutsuboshihyogo03.JPGお客様にはお得意先を含め、旧知の方が多数。
中には10年ぶりくらいにお会いする方も。

関連商品として、モンドセレクション金賞の「箱入りくぎ煮」、
観光庁主催の「究極のお土産」一次審査通過の「竹皮くぎ煮」も展示。

伍魚福の商品を含めて今年は88品(食品71品、非食品17品)が選定されています。
くわしくはこちらを参照下さい。

選定商品はwebサイトやカタログに掲載、広くPRされるそうです。
兵庫県の物産、たくさんの人に知っていただきたいですね。


投稿者 山中 勧 : 18:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月 8日

第12回いかなごのくぎ煮コンテスト開催

20140308kugini_contest01.JPG本日11時から、「第12回いかなごのくぎ煮コンテスト」(主催:いかなごのくぎ煮振興協会)が神戸市長田区のアグロガーデン長田駒ヶ林店で開催されました。

本日開催の「いかなごウォークラリー」終了後に立ち寄っていただく方も多く、開始時刻から行列が途絶えることがありませんでした。
20140308kugini_contest02.JPG今回の応募は10作品。
応募者は、長田区、須磨区中心の24歳から78歳までの皆さんです。
常連の方も何名かいらっしゃいます。

ごま入り、山椒入り、レモンピール入りなど多彩です。
早くから山椒の佃煮を炊いて準備されている方も。
20140308kugini_contest03.JPG今年の投票総数は、159票。
品切れになった作品がありましたので、12時半前には、投票を締め切らせていただきました。

アグロガーデンさんの打ち合わせ室をお借りして、開票。

第1位は、38票。
第2位は、26票。

今年は比較的大差がつきました。
20140308kugini_contest04.JPG優劣というよりは、自分の家庭の味にどれが近いか、ということだと思います。

全ての作品に、票が入っています。
発表は、3月20日、「くぎ煮.jp」で行います。

21日からは、プロが選んだナンバー1作品「伍魚福賞」のレシピをもとに炊いた限定「くぎ煮」も新神戸駅の「くぎ煮フェア」で販売します。
20140308kugini_contest05.JPGアグロカフェさんでは「いかなごのくぎ煮ペペロンチーノ」がメニューに。

神戸の食文化。いかなごの「くぎ煮」。
地域の皆さんとともに、今後も盛り上げていきたいですね。
来年も、たくさんのコンテスト応募いただけるように努力を続けたいと思います。

協力いただきました皆さんに感謝です。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 18:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014駒ヶ林いかなごウォークラリーに参加

20140308walk_rally01.JPG毎年開催されている「駒ヶ林いかなごウォークラリー&わがまち長田発見ウォーク」(主催:駒ヶ林まちづくり協議会、神戸市立地域人材支援センター)
に今年から伍魚福も協力させていただくこととなりました。

伍魚福が事務局を務める「いかなごのくぎ煮振興協会」が昨年10月に「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑を建てさせていただいたのですが、それからのご縁です。

旧二葉小学校にある「神戸市立地域人材支援センター」に10時集合。
駒ヶ林地区の連合自治会長さんのご挨拶のあと、準備体操を終えて10時半に出発。
20140308walk_rally02.JPG参加者は約500名。

伍魚福は、丁度中間地点付近にある「平忠度胴塚」チェックポイント横で温かいお茶の提供をさせていただきました。

今日は風も強く、とても寒かったので大変喜んでいただきました。
お茶のお供には「ちっちゃな梅ゼリー」。

いっときにお客様が来られましたので、大混雑。
20140308walk_rally03.JPG以前テレビの取材で久本雅美さん、ケンドーコバヤシさん、なるみさん、六角精二さん、ほっしゃんさんが来られて以来の大混雑です。

お茶も品切れしそうになりましたが、なんとか間に合いました。

協力いただいたTEAM GOGYOFUKUメンバーに感謝です。
20140308walk_rally04.JPG駒林神社(こまがばやしじんじゃ)の大鳥居前の「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑も見どころとして紹介いただきました。

説明プレートもじっくり読んでいただけ、とてもうれしいです。
20140308walk_rally05.JPG駒林神社では、「くぎ煮」が上手に炊けるように、という思いを込めた生姜(ジンジャー)が振舞われました。

私もいただきました。ありがとうございます!
お参りをして、最終のゴール地点である、駒ヶ林公園へ。

こちらでは、婦人会の皆さんが用意した、巻寿司といかなごの卵スープが振舞われました。
20140308walk_rally06.JPGとてもおいしそうです。

最終地点では、ボランティアの駒ヶ林中学校の皆さんにお手伝いをいただき、伍魚福提供の参加賞も配っていただきました。

中学生の皆さん、ご協力ありがとうございました!
20140308walk_rally07.JPG地域の皆さんとの交流もでき、とても有意義なイベントでした。

来年以降も皆さんとともに盛り上げていきたいですね。

参加いただいた全ての皆さんに感謝。
ありがとうございました!
20140308walk_rally08.JPG


投稿者 山中 勧 : 17:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月 7日

2014年3月度全体会議、TG研修

20140307zentaikaigi01.JPG本日は新年度第1回目の全体会議です。

冒頭私からは、決算報告、新年度スタートに向けての話をさせていただきました。

2月度 TEAM GOGYOFUKU 月間MVPの表彰。

「ありがとうカード・接遇部門」
MVP:
商品部品質・情報チーム 松浦由貴子リーダー
推薦コメント:
【ありがとうカード】
困っていたところ助言をいただき、その後フォローもしていただき、大変助かりました。ありがとうございます。
兵庫県庁の表示調査に同席していただいてありがとうございました。いつもたよりにしています!!
各部署方針の共有に保管している場所を教えて頂きありがとうございます。
商品に関するデータ、急な依頼にも関わらず、対応していただきありがとうございました。とても助かりました。
北海珍味のシール貼りのお手伝い頂きありがとうございます。助かりました。
○○社帳合の○○社共同購入で商品情報の細かな確認がありますが、いつも提出期限がタイトです。そんな中での確認依頼となりますが、いつも素早い対応を頂きます。いつもありがとう。
○○社の新規品について使用不可添加物の確認を頂きました。先方の希望(急ぎ)に対応することが出来助かりました。ありがとうございました。

「TG提報部門」
MVP:
広域営業G西日本チーム 伍々 明リーダー

おめでとうございます&ありがとうございました。

商品プレゼンでは、売場事例の報告も。
冒頭の写真はその資料と発表する定浪リーダーです。

その後、TG研修の担当は私でした。

関西経営品質賞の社内フィードバックです。
フィードバックレポートの審査総括の部分を抜粋し、経営計画とのつながりを説明。

3回に分けて全員に聞いてもらいます。
20140307kuginibungakusho.JPG夕方、うれしいことがありました。

第3回いかなごのくぎ煮文学賞に、埼玉県の中学校からの大量応募がありました。
国語の先生が担当する200名にくぎ煮を説明いただき、俳句を募集、118句が集まり、送っていただきました。

文学賞の締切りは、3月9日。
たくさんの方からの作品が楽しみです。

詳しくは「くぎ煮.jp」を参照下さい。

本日も設営いただいた皆さんに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 21:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月 3日

神戸新聞「第25期さわやか大学」で講演

20140303sawayakadaigaku01.JPG本日10時30分から一般社団法人神戸新聞文化センターさんが主催する「第25期さわやか大学」で講演をさせていただきました。
年配の方を中心に約200名。

2013年10月開講の全20回シリーズの第10回。
「神戸で一番おもしろい会社を目指して~くぎ煮の歴史と商品開発制度~」
と題して90分の講演です。
私以外の講師は園田学園女子大学の田辺眞人さんを始めとする大学の先生方、お寺の住職、ラジオ局のアナウンサーなど、文学、歴史、暮らしの分野での多彩なメンバーです。
私で良いのかちょっと心配でしたが、くぎ煮の話題を中心にすればなんとかなると思い、引き受けたものです。

ちょうど「いかなご漁」の解禁が先週28日、KOBE 伍魚福 阪神梅田店、新神戸駅他銘品店での新物のくぎ煮の発売が明日3月4日だったのでタイミングの良い開催となりました。

話の途中で伍魚福を知っているかと聞きますと、約3分の2くらいの方から手が挙がりました。
ありがたいですね。
くぎ煮を炊く方は約5分の1くらいの方から手が挙がりました。

会社の歴史の紹介から、くぎ煮の発祥の地の説明、くぎ煮コンテスト、くぎ煮文学賞など。
商品提案制度の説明もさせていただきました。
「いかなごのくぎ煮文学賞」の募集締切は3月9日ですので、まだ時間があります。
たくさんのご応募につながるといいですね。
詳しくはこちら

一夜干焼いかの小袋も皆さんに差し上げました。
終了後、私も妙法寺小学校出身です、という方や、商品についてのご意見をいただく方、スライドを見て気づいたことを質問される方もおられました。

皆さんとのご縁に感謝です。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 18:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月16日

FM COCOLO「THE BEAT GOES ON SUNDAY」に出演

20140216fmcocolo01.JPG本日は午後から大阪、南森町の「FM COCOLO」さんにお邪魔しました。

ラジオ関西の番組でご一緒させていただいている、ばんばひろふみさんと雑談中に「ドアーズ」が好きだという話をしたことがあるのですが、そのご縁でゲストに呼んでいただきました。

毎週日曜日の10時から14時の生放送「THE BEAT GOES ON SUNDAY」という番組です。
FM COCOLOさん自体のコンセプトが「日本初、OVER 45のためのミュージックステーション」 。
私もターゲットにバッチリはまっています。

番組中の「ゲストがある時、ない時のコーナー」で、本日は「ある時」ということです。
私の出番は、12時20分過ぎから。
20140216fmcocolo02.JPG出演時間は約30分。
自分の掛けたい曲をCDで持参してくれ、ということでしたので、悩んだ末に決めたのが次の3曲でした。

THE END (FROM APOCALYPSE NOW) / THE DOORS
Spike!~いかなごの釘煮の唄~ / 神戸ミュージックサロン
Riders On The Storm / Nigel Kennedy (Violin)、Prague Symphony Orchestra

最初の「The End」は私がドアーズとであった映画「地獄の黙示録」バージョンです。
ベトナム戦争を描いた映画の冒頭、ヘリコプターの音から始まり、この曲が流れます。
ばんばさんの質問に答えて会社の概要の説明のあと、なぜドアーズが好きになったのかの経緯を説明。
その内容については、以前の記事をご参照下さい。

ドアーズは珍味のようなバンド、という私の説明にばんばさんも苦笑。

2曲目は、2年前の「第1回いかなごのくぎ煮文学賞」の詩部門、特選を受賞した「神戸ミュージックサロン」さんの「Spike!~いかなごの釘煮の唄~」です。
こちらも以前の記事をご参照下さい。

今回の放送用に、CDを用意いただいたものを持参しました。
次のリンクも参照下さい。いい歌です!

ばんばさんもリズムを取りながら聞いていただきました。
「くぎ煮がイメージできる曲ですね」との感想も。
20140216fmcocolo03.JPG3曲目は、ドアーズのヴォーカリストのジム・モリソンが生きていた時代の最後のスタジオ録音アルバム「L.A.Woman」の中の曲「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」ですが、これをクラシックにアレンジして演奏された作品です。

ナイジェル・ケネディのバイオリンと、プラハ・シンフォニー・オーケストラの演奏によるものですが、ばんばさんもスタッフの方も聴いたことがない、とのことでまさしく「珍味中の珍味」のような曲です(笑)。

ジム・モリソンがパリで死んだのは1971年7月3日。
パリのペール・ラシェーズ墓地に埋葬されています。
2010年10月に私もこのお墓を訪問したことがありますが、そんな話も。

あっという間の30分でした。
玄関前には名前入りのウェルカムボードも(感激)。

番組のブログや放送局のFacebookページにも掲載いただきました。
ドアーズを30年以上聴いてきたことが、こんな形で役立つとは思いませんでした。
ばんばさん、スタッフの皆さんありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 17:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月29日

「究極のお土産品評会」に参加(観光庁主催)

20131129kyukyoku03.JPG「観光庁」が主催する「究極のお土産品評会」が東京都港区元赤坂の明治記念館で開催されました。
説明ブースの山田泰弘社員です。
伍魚福の「いかなごのくぎ煮詰め合わせ」が一次審査を通過し、本日の参加となりました。

「世界にも通用する究極のお土産」を発掘し、観光の振興にも役立てようという企画です。

「選定基準」は次の5つです。

■納得のあるおいしさ
確かな技術や品質に裏打ちされた説得力のあるおいしさがあること

■地域の銘品
お土産を生み出した地域の人にも愛されるものであること

■一流品
受け取った人が誰に見せても恥をかかないものであること

■デザイン
手に取ってみたくなるような、贈ってみたくなるようなデザイン性を備えていること

■ストーリー
地域の伝統・歴史、開発の背景など、地域に根ざしたストーリーがあること

上記を鑑みて、伍魚福としては「いかなごのくぎ煮」で応募しました。
20131129kyukyoku01.JPG審査を担当する「究極の目利き」の皆さんです。

三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長、阪神阪急百貨店の荒木直也社長など、業界を代表する方々が審査員です。

一次選考を通過した商品が127品。
これらを掲載した書籍も発行されるそうです。
20131129kyukyoku02.JPG試食プレゼンの結果、9品が究極のお土産に選定されました。

いかなごのくぎ煮は残念ながら選にはもれましたが、一次選考を通過したこと自体が名誉なことでした。

今後も「いかなごのくぎ煮」の振興のために努力を続けたいと思います。


投稿者 山中 勧 : 20:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月 2日

「いかなごのくぎ煮発祥の地」石碑除幕式

20131002komagabayashi01.JPG「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑が本日神戸市長田区駒ヶ林町、駒林神社大鳥居前に建立されました。

阪神大震災により倒壊した駒林神社の大鳥居が19年ぶりに再建されるのに合わせて、いかなごのくぎ煮振興協会の奉納により、建立されたものです。

私はこの協会の事務局長を務めております。
毎年長田地区で開催している「いかなごのくぎ煮コンテスト」、「いかなごのくぎ煮文学賞」も協会として開催し、伍魚福が事務局を務めています。
20131002komagabayashi02.JPG序幕は駒ヶ林浦漁業会の会長で神戸市漁業協同組合副組合長理事の尻池巌さんと私で行いました。

いかなごのくぎ煮の発祥については諸説あります。

昭和10年に出版された「滋味風土記」(魚谷常吉著)の中にある「釘煎」の記述の中に、おいしいいかなごの「釘煎」を手に入れたければ、駒ヶ林の漁業組合か、垂水の魚市場に、という記述があります。
文献上は長田も垂水もどちらも同じくらい古く、長田もくぎ煮発祥の地のひとつである、というのが以前からの私の主張です。

尻池会長に伺った話では、駒ヶ林では昔底引き網でいかなごを獲っていたので、海底にいるいかなごの親魚(フルセ)が獲れ、これを昔から炊いていたそうです。
これに対して垂水では、こませ網という潮の流れに乗ってきた魚を網で獲るという漁法だったため、稚魚(シンコ)が獲れ、これを炊いていたとのことです。
20131002komagabayashi03.JPG本日行われた「潜初祭」の様子です。

駒林神社の方に伺いますとなんと1000年以上前から駒ヶ林ではいかなご漁が行われていたそうです。
今回の石碑の前に設置された「由来文」には次の通りかかれています。

~いかなごのくぎ煮発祥の地~
いかなご漁は一千年以上前から駒ヶ林で行われている。
かつてこの碑のある地点までが砂浜であったころ、この砂浜では左義長祭が行われていた。東西がそれぞれのお山を上げ、神社から出た行司のお山の前にて倒しあいをし、勝った方が網入れの優先権を得る。そして底引き網にていかなご漁が行われた。
左義長の始まりは平安時代の永延二年(九八八)と伝わっており、遅くともその頃にはいかなご漁が始まっていたことが伺える。底引きで捕られるいかなごは成魚となったフルセである。平安時代、駒ヶ林には玄蕃寮(現在の税関にあたる)の出先機関があり、大陸との外交の要所であった。そのことから当時は希少な砂糖がすでに出回っていたと思われる。そしていつしかこの地ではいかなごを砂糖と醤油、生姜で炊いて食し始めた。
いかなごのくぎ煮振興協会はこれらの歴史を示すべく浜に面した此の地に石碑を建てた。
-----------------以上引用---------------------
20131002komagabayashi04.JPG地域の皆さんの思いも込められた石碑です。
地元駒ヶ林浦漁業会、神戸市漁業協同組合にも了解いただいて正式に建立されたことがとてもうれしいです。

1000年以上も前からいかなごが獲られていたという事実。
砂糖と醤油で魚を炊くのは普通の煮魚の手法ですので、ひょっとすると平清盛も食べていたかもしれませんね。

地元に伝わる食文化としての「いかなごのくぎ煮」。
今後も大切に守り育てて行きたいものです。
20131002komagabayashi05.JPG式典終了後、神社の境内では甘酒や綿菓子が振舞われ、伍魚福も「豆菓子つかみ取り」を行いました。
地域の皆さん約50名に楽しんでいただきました。

今後も地域の皆さんと連携して「いかなごのくぎ煮」を盛り上げていきたいです。
ご縁に感謝です。


投稿者 山中 勧 : 22:10 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年9月26日

「いかなごのくぎ煮発祥の地」石碑工事中

20130926komagabayashi.JPG本日午前、「いかなごのくぎ煮発祥の地」石碑工事が始まりました。
神戸市長田区駒ヶ林町、駒林神社の大鳥居前です。

駒林神社の方とのご縁は、2月のテレビ番組への出演がきっかけです。
「いかなごちくわ」の開発の様子をご覧になり、お問い合わせを頂きました。

地元の食文化、いかなごの「くぎ煮」について一緒に盛り上げられたら、という話から始まり、地元自治会、地元漁業者の皆さんとの話し合いも経て、石碑を建立することとなったものです。

来月2日に除幕式が行われる予定となっています。
完成、お披露目が楽しみです。


投稿者 山中 勧 : 20:12 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年4月16日

経済産業省「おもてなし経営企業選」選定、トロフィー授与

20130416omonenashikeieisen01.JPG本日、近畿経済産業局産業部長の坪田一郎さん、産業部クリエイティブ産業ユニット(サービス産業室・コンテンツ産業支援室)係長の定田麻希さんが来社され、「おもてなし経営企業選」のトロフィーを授与いただきました。

この企業選は、経済産業省が2012年度に実施したものです。全国で50の企業が選定されました。

「おもてなし経営」は、経済産業省のWEBサイトで次のように定義されています。

■「おもてなし経営」のコンセプト

地域のなかには、企業を取り巻く経営環境が一層の厳しさを増すなか、地域・顧客との関係を徹底的に強化することで、価格競争に陥ることなく、顧客のニーズに合致したサービスを継続的に提供し、「顧客」のみならず「従業員」、「地域・社会」から愛される経営を実現している企業が存在します。

このような企業で行われている、「(1)従業員の意欲と能力を最大限に引き出し、(2)地域・社会との関わりを大切にしながら、(3)顧客に対して高付加価値・差別化サービスを提供する経営」を「おもてなし経営」と称し、地域のサービス事業者が目指すビジネスモデルの1つとして普及を図ります。
20130326omotenashikeieisen00.jpg他に選定された中には全国的に有名な企業も多く、大変名誉なことだと考えています。
近畿では5社が選ばれました。

詳しくは、経済産業省のWEBをご参照下さい。

伍魚福の選定理由は、次のとおりです。

「珍味を極める=珍極」と「おもしろい」売り場づくり

■おもてなし経営のポイント
顧客に買う理由を伝えるための「伍魚福コトPOP研究所」
従業員発の150 文字の情報発信から始まる提案と業務改善
神戸名物・春の風物詩:地域でつくる「いかなごのくぎ煮」ブランド

詳細は、WEBサイトからダウンロードできます。
20130416omotenashikeieisen02.JPGこちらがそのトロフィーです。
宛名は「株式会社伍魚福御一同様」。
TEAM GOGYOFUKUメンバー全員にいただいたトロフィーです。

「TEAM GOGYOFUKU提報」や、「コトPOP研究所」の取組みを全員で継続していることが高く評価されました。
くぎ煮コンテスト、くぎ煮文学賞についても表彰理由に挙げていただいています。

全てのチームメンバーと今回の企業選に関係する皆さんに感謝です。
選定にふさわしい企業になれるよう、今後も努力を続けてまいります。

ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 22:04 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月31日

第11回くぎ煮コンテスト・第2回くぎ煮文学賞の表彰式

20130331kugini_event01.JPG本日10時10分から、神戸市長田区の若松公園「鉄人広場」にて「第11回いかなごのくぎ煮コンテスト」と「第2回いかなごのくぎ煮文学賞」の表彰式が行われました。

主催は「いかなごのくぎ煮振興協会」。私は、協会の事務局長として参加しました。

朝、小雨がぱらつき、天候が心配されましたが、無事雨も上がりました。
20130331kugini_event02.JPGまず、「いかなごのくぎ煮コンテスト」の表彰です。
この写真右より、司会のケイちゃん、伍魚福賞の前田雅子さん(神戸市長田区)、大賞の大城貴子さん(芦屋市)、と私です。

3月9日に開催されたコンテストでの投票による1位が「大賞」、プロが選ぶナンバーワンが「伍魚福賞」です。
伍魚福賞のくぎ煮については、そのレシピを参考に、伍魚福が限定数量で商品化し、販売します(新神戸駅のくぎ煮フェアなど)。

表彰をさせていただいた後、私からの質問にお二人からお答えいただきました。
大城さんは今年43kg、前田さんは今年70kgも炊かれています。奇しくもお二人とも沖縄のご親戚にくぎ煮を送っておられるそうです。
それぞれのくぎ煮のレシピや、そのこだわりなど、我々も勉強になりました。
20130331kugini_event03.JPG続いて「いかなごのくぎ煮文学賞」の表彰です。

特別審査委員長を今年もお願いしたのは作家で俳人の三田完(みたかん)先生です。

司会のケイちゃんから三田さんからの講評を紹介いただいた後、グランプリ、準グランプリ、特選、三田完特別賞、入選作品を朗読してもらいました。

三田完先生の講評です。
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今年も「くぎ煮文学賞」にたくさんの応募をいただきました。
応募作品の多さもさることながら、応募者の年齢も多岐にわたり、また、単に阪神地区だけでなく日本各地から応募があったことに感動しています。くぎ煮の味覚が、全国に広がっている証しです。来年は海外からも応募があるのでは──などとひそかに期待しています。
今回は昨年にも増して優秀作が多く、とくに執筆に時間のかかるエッセイ部門に力作が目立ち、選考に大いに悩みました。
くぎ煮という食文化の魅力を文字でみごとに表現してくださった応募者の皆様、本当にありがとうございます。
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審査、講評いただきました三田先生、ありがとうございました。

短歌、俳句、川柳、エッセイ、作文など全国からの850以上の作品の中から選ばれた力作です。

本日表彰式には、グランプリ(短歌)の大林悦子さん(神戸市兵庫区、写真中央)と特選(エッセイ)の村上由香さん(神戸市須磨区、写真右)のお二人に出席いただきました。
表彰の後、くぎ煮についての思い出等を聞かせていただきました。

三田さんの作品ごとの講評、作品の詳細は、別途「くぎ煮.jp」に掲載させていただきます。
20130331kugini_event04.JPG鉄人の右足のそばに設営した特設コーナーでは、コンテスト伍魚福賞の前田雅子さんのレシピを元にして炊いた限定「くぎ煮」を販売させていただきました。

いかなごのくぎ煮コンテスト、いかなごのくぎ煮文学賞とも、来年も開催いたします。
大切な「食文化」であるいかなごの「くぎ煮」。
今後も皆さんとともに守り育てていきたいです。

今年は皆さんご参加ありがとうございました!
また来年以降もよろしくお願いいたします。


投稿者 山中 勧 : 18:41 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月20日

JR新神戸駅「くぎ煮フェア2013」スタート(24日まで)

20130320kuginifair01.JPG本日3月20日から24日までJR新神戸駅で「くぎ煮フェア2013」を開催しています。
毎日11時から19時まで、新神戸駅の「アントレマルシェ」前の通路に特設ワゴンを設置して試食販売をさせていただきます。

今年のいかなご漁の解禁は2月23日。
例年の3分の1位の漁獲高で、今年は生のいかなごの価格も高騰。
#商売的にはちょっと大変です・・・(汗)。
20130320kuginifair02.JPG3月10日に開催された神戸・新長田の「第11回いかなごのくぎ煮コンテスト」。
そこでプロの選んだNo.1「伍魚福賞」を受賞したのが前田雅子さん(神戸市長田区在住)です。
そのレシピを元にして炊いた商品も販売しています。
前田雅子さんはなんと「伍魚福賞」2回目(前回は第8回)の受賞です。おめでとうございます!

伍魚福の「くぎ煮」は千切りのしょうがを使うのですが、前田さんのレシピはみじん切り。
1kgあたりしょうがを200gも入れてありますので、しょうががとても良く効いています。
20130320kuginifair04.JPGパッケージには前田さんの似顔絵が入っています。

新神戸駅等で限定数量を販売させていただきます。
「生姜多め」バージョン、是非ご賞味下さい。
20130320kuginifair03.JPGもちろん伍魚福自信の「くぎ煮」、山椒入のくぎ煮「有馬煮」、くるみ入の「くるみくぎ煮」の3種類も全て新物です。
今回のフェアには、4月に入社予定の新入社員の皆さんもアルバイトに来ていただいています。
たくさんの方に「くぎ煮」を味わっていただきたいです。

こちらの特設コーナー以外でも、3月いっぱい、「くぎ煮」の試食販売を実施していますので、皆さん是非お立ち寄り下さい。
20130320kuginifair05.JPG最後は、おまけ?

神戸市営地下鉄新神戸駅ホームの看板です。
こちらは「くぎ煮」バージョン。
他にも5種類、合計6種類の看板があります。

地下鉄ご利用の際は是非ご覧下さい。


投稿者 山中 勧 : 12:23 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 9日

第11回いかなごのくぎ煮コンテスト開催

20130309kugini_c01.JPG恒例の神戸・長田の「第11回いかなごのくぎ煮コンテスト」が神戸市長田区のアグロガーデン駒ヶ林店で開催されました。

今回の参加者は10名。
柚子入り、山椒入り、ゴマ入り、柚子こしょう入り、ホタテ貝柱入り、しょうが多目、フルセを炊いたものなど、どれひとつ、同じ炊き方のものはありません。

おひとりお一人のこだわりが感じられます。
20130309kugini_c05.JPG10時から投票開始。
たくさんの方に試食いただきました。
皆さんそれぞれの商品に添付された「くぎ煮」のレシピに興味津々。
「ひとつに選ばれへんわ」という声も多数。
私ももちろん審査に参加しましたが、どれもレベルが高いです。
優劣をつけるというよりは、自分の家庭の味に近いかというのが評価のポイントですね。
20130309kugini_c02.JPG
こちらの写真上が「フルセ」を炊いていただいたものです。
昔は大きいものを炊くのが普通だったそうです。

応募者のお一人とお話をしましたが、なんと年に70kgも炊かれるそうです。
お母様から引き継がれ、20年以上炊いておられるそうです。
以前は、薬味のしょうがは目分量だったそうですが、このコンテストをきっかけに、グラム数などレシピを意識するようになったそうです。
20130309kugini_c04.JPG一部の作品の試食用がなくなり、14時前に投票自体は終了。
会場撤収を追え、ながたTMOさんの事務所で開票です。

今回の投票総数は、236票。
皆さん投票ありがとうございました。
3人でそれぞれ全数を数え、間違いがないかをチェック。
1位が56票、
2位が53票。
僅差で「大賞」が決まりました。

これとは別にプロが選び、レシピを元に商品化する「伍魚福賞」も決定。
詳しくは「くぎ煮.JP」で発表されますのでお楽しみに。

コンテスト参加者の皆さん、投票いただいた皆さん、会場をお借りしたアグロガーデンの皆さん、事務局を務めていただいた神戸ながたTMOの皆さんに感謝。
ありがとうございました!


投稿者 山中 勧 : 22:16 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 6日

ラジオ関西「ばんばひろふみ『ワインでわいわい!』」

20130301banban.JPG本日21:00からのラジオ関西「ばんばひろふみ『ワインでわいわい!』」に出演させていただきました。

この番組は、実際にワインをばんばさんが味わいながら、点数をつけたり、レストランの女性ソムリエールが登場してお店のことを語ったりします。
今回はワインに合うおつまみの会社、ということでゲストに呼んでいただきました。

いかなごシーズン真っ只中、ということでくぎ煮と赤ワインを合わせていただきましたが、タンニンの効いた赤ワインとの相性の良さに、国分株式会社の網島ソムリエ以下、皆さんびっくりされていました。
とてもおいしいワインでした。私も以前からくぎ煮と赤ワインが合う、と思っていましたが、プロの皆さんのお墨付きもいただけてとてもうれしいです。

珍味の開発の話、くぎ煮の登録商標の話、いかなごのくぎ煮文学賞の話など、結構語ってしまいました(笑)。
放送の様子は、番組のfacebookページのストリーミングサービスでお聞きいただけます。

ご縁に感謝です。関係者の皆さんありがとうございました!


投稿者 山中 勧 : 23:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月15日

関西テレビ「よ~いドン!」に登場

20130215-1.jpg本日午前中の関西テレビ「よ~いドン!」に伍魚福の商品本部統括の大橋弘樹次長が登場しました。
「関西ワーカー」という関西の仕事人を紹介するコーナーで、「珍味プロデューサー」として25分にわたって特集されました。

漫才コンビの「ロザン」さんのレポートで本社の取材から始まり、淡路の協力工場さんへの取材も。
20130215-4.jpg派手な「伍魚福カー」で淡路へ訪問。「いかなごのくぎ煮ちくわ」の開発の様子も取材いただきました。
平日午前中、主婦の方がたくさん見ておられる番組のようで、放映直後からたくさんのお問い合わせをいただきました。

お世話になりました関西テレビのスタッフの皆さん、取材協力いただいた工場の皆さんに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 20:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月20日

第10回くぎ煮コンテスト・第1回くぎ煮文学賞の表彰式

20120320kugini_all.JPG本日3月20日火曜日、春分の日、快晴。
神戸市長田区の若松公園、「鉄人広場」にて「いかなごのくぎ煮振興協会」主催の2つのイベントの表彰式を開催しました。
司会は、MBSラジオ「こんちはコンちゃん」でも週1回レポーターを務めておられる「ケイちゃん」です。

こちらの写真は、本日表彰された皆さんです。
いい笑顔ですね。
20120320kugini01.JPGまずは「第10回いかなごのくぎ煮コンテスト」の表彰式。
投票で選ばれた「大賞」の磯本和子さん、伍魚福が選んで商品化する「伍魚福賞」の桑野明美さんのお二人に表彰状と副賞を授与。

磯本さんは、何度もコンテストに応募いただいておりましたが、今回が初めての「大賞」です。
桑野さんは、唐辛子入りの辛口くぎ煮で応募頂き、伍魚福の審査員の試食により選んだ「伍魚福賞」。桑野さんのレシピを参考に伍魚福にて「辛口くぎ煮」を2000個限定で商品化させていただき、その商品も副賞として差し上げました。
似顔絵つきの商品にご家族の皆さんも笑顔。こちらもうれしくなりました。
おめでとうございます!
20120320kugini02.JPG続いて「第1回いかなごのくぎ煮文学賞」の表彰式。
全国36都道府県から1031作品もの応募を頂きました。
応募いただいた全ての皆さんに感謝です。ありがとうございます。
厳正な審査の結果、グランプリ1点、準グランプリ1点、特選10作品、入選91作品が決定いたしました。

特別審査委員長の作家で俳人の三田完先生からのコメントをご紹介いたします。

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このたび創設された「くぎ煮文学賞」に36都道府県から1000編を超える投稿があった由──驚き、かつ喜んでおります。イカナゴのくぎ煮が神戸周辺のひとびとの暮しに密着し、歴史を刻んでいる証拠です。また、他の土地でも、たくさんの方たちがくぎ煮の味覚にさまざまな思いを馳せていることがわかります。
 これぞ、くぎ煮の底力といえるでしょう。
 応募作を拝見し、感服の思いはさらに強いものとなりました。どの作品も、父母から、また祖父母から受け継いだくぎ煮への愛が満ちあふれ、読者を深く頷かせる尊い作品でした。それぞれの愛に優劣をつけることなど本来できないことですが、心を鬼にして、文芸としてのユニークさ、表現の巧みさ、視点の面白さなどを秤にかけた次第です。
 みごと入賞した皆様、まことにおめでとうございます。
 惜しくも落選した方々も、来年の第2回くぎ煮文学賞に向けて、ぜひとも新たな着想を練っていただければ幸いです。
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上の写真の方は、「グランプリ」を受賞された神戸市垂水区の大濱義弘さんです。
俳句、短歌を交えたエッセイで応募頂き、見事グランプリに輝きました。

皆さんの作品への三田先生の講評です。

【グランプリ作品】(エッセイ)
「人と人をつなぐ神戸の春の香り─いかなご貧乏といわれても」
大濱義弘さん(神戸市垂水区)
 エッセイに俳句、短歌を折り込むという形式が大変ユニークで、読者を惹き込み ます。シンコ解禁を待ちわびて準備をあれこれ整える様子──こちらまで胸がわ くわくします。30キロものくぎ煮を炊く奥様のご苦労と、それを温かく見守る ご主人の視線がよく伝わってくる作品でした。

【準グランプリ作品】(川柳)
「王将が 鯛なら くぎ煮 歩の誇り」
中村利之さん(大阪府高槻市)
 鯛もいかなごもそれぞれ瀬戸内の名産。王将の貫禄と歩の底力をみごとにアピールした作品です。作者のくぎ煮への愛情が察せられ、嬉しくなりました。

【特選】(エッセイ・作文)
「いかなごくぎ煮のしおり」
辰巳明久さん(神戸市須磨区)
 これもまたユニークな作品です。十数年のあいだ、各地に送りつづけたくぎ煮に 添えたしおりを列挙したもの。ローマは一日にしてならず。くぎ煮は一年にして ならず。十数年の歳月とくぎ煮の関わりをつづったスケールの大きさに感服。

「おかんのくぎ煮」
竹川尚美さん(神戸市西区)
 ある年から変わったおかんのくぎ煮......。短いながらも、ほろりと泣かせる文章 でした。

「無題」
高橋富子さん(兵庫県三木市)
嫁ぎ先でのぎすぎすとした義父母との関係が、ゆっくりと溶けていく──家族の歴史とは、まさにこうしたものだと思います。その雪解けにくぎ煮が一役買ったとは嬉しい限りです

【特選】(川柳部門)
「根性は曲がっていないくぎ煮好き」
小田中準一さん(千葉県市川市)
 いかにも川柳らしい、からっとした作風に脱帽です。
 ええ、いかなごも、それを炊く人も、食べる人も、根性が曲がっているはずがない。

「「送ったよ」メールに飯を炊いて待つ」
三上武彦さん(東京都中野区)
 思わず笑ってしまう。でも、わかります、その気持。
 同じ作者の「遺産分けくぎ煮のレシピ欲しかった」にもニヤリとしました。

【特選】(俳句部門)
「たぷたぷと煮詰めるくぎ煮春の音」
村木美恵さん(岡山県倉敷市)
 「たぷたぷ」というくりや厨の音がいい効果を生んでいます。味もご馳走、香りもご馳走、そして、音までもがご馳走......。作者の作るくぎ煮の美味しさが伝わってくるようです。

「芳春やくぎ煮が香る港町」
安原勝則さん(兵庫県尼崎市)
 くぎ煮を炊く香りが町中に......。まさに芳春という言葉がふさわしい情景です。
 格調高い一句。

【特選】(短歌部門)
「家々の釘煮炊く香がかぐわしくマスク外して深呼吸する」
オネリカさん(兵庫県尼崎市)
 くぎ煮の季節は、ちょうど杉花粉が舞いはじめる季節でもあります。
 あの家からもこの家からも流れてくるくぎ煮の香りに、我慢できずにマスクを取ってしまう......。気取らない楽しい作品です。
 ※(家々の釘煮炊く香のかぐわしく......)とすると、いっそう格調高い歌になります)  

【特選】(詩部門)
「Spring has Come」
神戸ミュージックサロン
 くぎ煮の歌までできたとは......。感動しました。
 英語混じりの掛け合いがまことに楽しいですね。くぎ煮をテーマに心弾む、若々しい歌が誕生したことは嬉しい限りです。

【三田完特別賞】
(もうひとつ......)
 特別賞として、長野きみ子さんの「私のくぎ煮の思い出」を推したいと思います。 お母さんが巻寿司に入れてくれたくぎ煮......とても美味しそうです。
 91歳と高齢にもかかわらず、くぎ煮文学賞に応募してくださった気概に感謝。

20120320kugini_shishoku.JPGお忙しい中、特別審査委員長として作品を読み、講評を頂きました三田先生に感謝です。
三田先生と「くぎ煮」の出会いは2000年頃。
淡路島出身の作詞家・阿久悠さんからプレゼントされたそうです。
商品を通じてのご縁がつながり、今回審査いただくこととなりました。
ありがとうございます!

特選以上のエッセイ、入選した皆さまのお名前は順次「くぎ煮.JP」で公開させていただきます。
皆さんおめでとうございます。

本日の表彰式には7組の方に参加頂き、皆さんとお会いすることができました。
皆さんそれぞれの人生の中に「くぎ煮」を炊く人があり、「くぎ煮」があるということに改めて感激。

表彰式の最後には、神戸ミュージックサロンさんからの歌の披露も。
こちらはYouTubeでご覧いただけます。

とてもうれしい一日となりました。

本日は並行して、過去のくぎ煮コンテスト優秀作品の試食会も開催。
こちらも列ができる盛況ぶりでした。

「くぎ煮コンテスト」、「くぎ煮文学賞」にご応募いただいた皆さま、審査に協力頂きました三田完先生、今回のイベント設営に協力頂きました「神戸鉄人プロジェクト」・「神戸ながたTMO」の皆さん、本日の表彰式に参加いただいた全ての皆さんに感謝。
また、伍魚福の事務局を務めてくれた児島豊リーダー、本日の試食会を担当してくれた高橋英二部長、佐藤篤文次長に感謝です。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 18:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月16日

JR新神戸駅「くぎ煮フェア」スタート(20日まで)

20120316kugini_fair01.JPG本日16日から20日まで、毎年恒例となった「くぎ煮フェア」がJR新神戸駅で開催されます。

伍魚福が事務局をつとめる「いかなごのくぎ煮振興協会」の主催です。
毎年春、新物の時期に開催、春の風物詩「いかなごのくぎ煮」をPRするために毎年開催しています。


20120316kugini_fair04.JPG3月10日に開催された「第10回いかなごのくぎ煮コンテスト」の「伍魚福賞」に輝いた、神戸市兵庫区在住の桑野明美さんのレシピを参考に炊き上げた商品も本日から販売です。

今回は「伍魚福賞」初の赤唐辛子入り。
ピリッと辛いくぎ煮に仕上がりました。

試食提供の反応も上々です。

たくさんの方に食べていただきたいです。
是非皆さんお立ち寄りください。


投稿者 山中 勧 : 20:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月10日

第10回いかなごのくぎ煮コンテスト開催

20120310kuginicontest01.JPG第10回いかなごのくぎ煮コンテストが、神戸市長田区の「アグロガーデン神戸駒ヶ林店」1階で開催されました。

今年の応募作品は14点。
山椒入りあり、レモン入りあり、唐辛子入りあり。
硬いものあり、やわらかいものあり。

全てが「家庭の味」ですね。
試食して投票いただきますが、基本的には、自分の中の「くぎ煮」のイメージにどれが近いかということなのかもしれません。

207名の皆さんに投票頂きました。
「ひとつだけえらぶん?」という声も多数。
皆さん悩まれていました。
20120310kuginicontest03.JPG第1位(大賞)は、神戸市長田区在住の磯本和子さんの作品。

<磯本さんのレシピ>
いかなご 2kg
砂糖(中ザラ) 800g
しょうゆ 500cc
みりん 150cc
梅 2個
しょうが ?

しっかり炊かれてあり、まさしく「くぎ煮」。
おいしかったです。

20120310kuginicontest02.JPG「伍魚福賞」は神戸市兵庫区在住の桑野明美さんの作品です。
こちらは、赤唐辛子を入れた辛口です。

<桑野さんのレシピ>
いかなご 1kg
砂糖(中ザラ) 300g
醤油(濃いくち) 200cc
酒 50cc
みりん 70cc
しょうが 100g(皮をむき千切り)
赤唐辛子(ホール) 15本(種を取り除き斜め半分に切る)

この桑野さんのレシピを参考に伍魚福で商品化し、限定2000個を16日から開催されるJR新神戸駅の「くぎ煮フェア」などで販売させていただきます。

大賞の磯本さん、伍魚福賞の桑野さん、おめでとうございます!
20日正午から、神戸市長田区の鉄人広場で表彰式を開催させていただきます。

当日は、今回の受賞作品を含め、過去のコンテストの受賞者の皆さんにお願いして炊いていただいた自慢の「くぎ煮」の試食会も開催します。
20120310kugini_pasta.JPG本日の「くぎ煮コンテスト」にあわせて、となりの「アグロカフェ」さんでは、「和風くぎ煮のカルボナーラ」がメニューに。
生パスタのもちもち感とくぎ煮をイメージした甘辛しょうゆ味のたれ。
店長が炊いた「くぎ煮」に半熟卵を混ぜて。
まろやかでおいしかったです。

場所を提供いただいたアグロガーデンの皆さん、設営担当の神戸ながたTMOの皆さん、応募していただいた14名の皆さんに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 17:40 | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月 2日

「第1回いかなごのくぎ煮文学賞」作品募集中!(締切3月10日)

top_bungaku.jpg伍魚福が事務局を務める「いかなごのくぎ煮振興協会」では、毎年「いかなごのくぎ煮コンテスト」を開催しています。
皆さんのご支援のおかげで、今年第10回目を迎えることとなりました。

今回、10回目を記念して「第1回いかなごのくぎ煮文学賞」を創設、皆さんの「くぎ煮」への思いをつづったエッセー、詩、俳句、短歌などを募集させていただくこととしました。
詳しくは、こちらをご参照下さい。

グランプリには賞金2万円と伍魚福の珍味セット(5000円相当)
準グランプリには賞金1万円と伍魚福の珍味セット(5000円相当)
が授与されます。
その他各賞も予定しています。

今回、直木賞候補作家で俳人の三田完(みたかん)さんに特別審査委員長をお願いしています。
三田さんとのご縁は伍魚福のピリ辛さきいか天。
昨年6月に発売された「日本の作家60人太鼓判!のお取り寄せ」(講談社)という本に、伍魚福の「ピリ辛さきいか天」のことを書いていただいたのがご縁の始まりです。
この件の詳細は以前の記事もご参照ください。

昨年4月からFacebook上で交流が始まり、今回の特別審査委員長就任につながりました。

20120302kobe_np.JPG昨3月1日、神戸経済記者倶楽部で記者会見(!)をさせていただき、「文学賞」、「第10回いかなごのくぎ煮コンテスト」の概要を説明させていただきました。
「記者会見」というと、ちょっとびっくりしますが、神戸商工会議所会館の中にある神戸経済記者倶楽部で記者の方に直接説明させていただくことを「記者会見」というそうです。
マーケティングチームの定浪リーダーが申し込み、昨日14時から約30分間、記者会見。

早速今朝(3月2日)の神戸新聞朝刊の社会面の真ん中に載せていただきました。
神戸新聞のWEBにも掲載いただきました。

現在(2日13時)までにエッセイと俳句を数件応募いただいています。
私も審査員ですので、審査員特権?で先に読ませていただいています。
皆さんの熱い思いに感動です。
ファックスでも、メールでも応募できます。たくさんのご応募をお待ちしております。

20120228.jpg「第10回いかなごのくぎ煮コンテスト」も同時開催します。
3月5日までに申し込み頂き、9日までに1kg炊いて提出いただきます。
3月10日10時より、神戸市長田区の「アグロガーデン神戸駒ヶ林店」1階で「コンテスト」を開催、皆さんの投票で、
大賞1点には賞金1万円と伍魚福珍味セット1万円相当、
伍魚福賞1点には伍魚福珍味セット1万円相当、およびその方のレシピを元に伍魚福が実際にくぎ煮を炊いて販売します。

「いかなごのくぎ煮文学賞」、「いかなごのくぎ煮コンテスト」ともに3月20日(火・祝)、鉄人広場にて表彰式を開催します。
その際に文学賞グランプリ作品、準グランプリ作品は朗読をさせていただきます。
会場では、過去のくぎ煮コンテストの大賞、伍魚福賞受賞者の皆さんに炊いていただいたくぎ煮の試食会も開催する予定です。

地元神戸・ひょうごの食文化、いかなごの「くぎ煮」。
皆さんと共に守り育てて行きたいですね。


投稿者 山中 勧 : 13:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月18日

JR新神戸駅くぎ煮フェア2011

20110318kugini_fair01.JPG阪神大震災から16年。当時、全国の皆さんからのお見舞いのお礼としていかなごの「くぎ煮」が全国に送られました。
今回の地震では伍魚福から「くぎ煮」を支援物資として送らせていただいています。

毎年恒例となっているJR新神戸駅での「くぎ煮フェア」。
本日18日より22日までの5日間の開催です。
伍魚福では、この特設会場での売上の5%を義援金とさせて頂くこととしました。

20110318kugini_fair02.JPG12日に開催された「第9回いかなごのくぎ煮コンテスト」において「伍魚福賞」に輝いた神戸市長田区の入口茂子さんのレシピを元に商品化した特製くぎ煮も販売しています。
伍魚福オリジナルのくぎ煮よりもかなり甘口となっています。
試食もしていただけます。是非食べ比べをしていただきたいです。

皆さんのお越しをお待ちしています。


投稿者 山中 勧 : 22:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月12日

第9回いかなごのくぎ煮コンテスト

20110312kugini_contest01.JPG東北地方太平洋沖地震で亡くなられた皆さまに深く哀悼の意を表します。また、被災された皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。

神戸市長田区の「丸五市場」さんの主催で、「第9回いかなごのくぎ煮コンテスト」が開催されました。
10時から14時までの間、特設会場で応募された8人の方のくぎ煮を試食、皆さんから投票をしていただきます。

最多得票の方が大賞。
また、これとは別に私を審査委員長とする「伍魚福賞」もあります。
伍魚福賞に選ばれた方のレシピを参考に商品化し、毎年限定数量で炊き上げ、商品化をしています。
20110312kugini_contest02.JPG今回は投票箱のとなりに募金箱も設置されました。

今回の地震では津波の恐ろしさに胸が詰まります。
大震災を経験した地元でもあり、参加者からたくさんの募金が集まりました。
主催の丸五市場事業協同組合さんから他のイベントでの募金とともに寄付されます。

参加いただいた皆さまに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 22:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月16日

第21回地域ブランド研究会での講演

20100416chiiki_brand.jpg本日18:30より「第21回地域ブランド研究会」にて講演をさせて頂きました。

この研究会は、地域ブランド戦略研究所(所長:流通科学大学産業サービス学部濱田恵三教授)が開催されている勉強会で今回で3年目がスタートするそうです。

地域ブランド研究会の会長は、大阪学院大学経営学部の田中道雄教授です。
伍魚福は、この研究会発足当初から山中勉会長、一幡末嗣部長が参加しています。

今回は私がお話をさせていただくこととなりました。

「神戸で一番おもしろい会社」を目指して
~地域ブランドと「家飲み」提案~

約1時間の説明の後、質疑応答1時間。
参加人数は19名。伍魚福からも私以外に会長、一幡部長、佐々木係長、田中リーダー、豊田社員が参加しています。
大学の教員の方が主体で、後は大学院生、行政関係、コンサルタント、デザイナー、新聞記者の方も。

地域の食文化、いかなごの「くぎ煮」。
漁師の家庭料理から始まり、鮮魚店の惣菜として販売されていた「くぎ煮」をパッケージ化し、お土産物として販売したは伍魚福が最初です。
昭和46年に初めて当時の国鉄三ノ宮駅で販売させて頂きました。
まだ新幹線が開通する前のことです。

それ以来、お土産物としてはもちろん、ギフトとして酒問屋さんを通じて全国の酒販店さまに販売いただいたり、40年近く大切に育ててきた商品です。
最近では、新神戸駅でのくぎ煮フェア、地元市場での「くぎ煮コンテスト」、ネット上での「くぎ煮検定」など、さまざまな取組みを行っています。

「行政とのかかわり」の説明では、喜多俊之さんにお世話になった「デザイン・ルネッサンス神戸PROJECT」、「神戸セレクション」の話も。

質疑応答では、くぎ煮の登録商標についての考え方や、伍魚福が今のビジネスモデルに至った経緯、商品開発、ブランド、家飲み、行政の施策の活用など多岐にわたりました。

終了後、場所を変えて近くの居酒屋さんで懇親会。
こちらでも大学の先生方といろんな話をさせて頂きました。

本日の出会いに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 23:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月19日

JR新神戸駅「くぎ煮フェア」2010

20100319kugini_fair01.jpg本日から23日まで、JR新幹線・新神戸駅で毎年恒例の「くぎ煮フェア」が開催されます。

本日朝から設営し、11時にオープン。
新物のくぎ煮を試食いただきながらの販売です。

伍魚福では数年前から「くぎ煮」のPRのためのイベントを開催しています。
地域の食文化を育てて行きたい。
その思いで年を重ねてまいりました。

20100319kugini_fair02.jpg今年で第8回目となった長田「いかなごのくぎ煮コンテスト」で伍魚福賞を受賞された前田雅子さん(神戸市長田区)のレシピを参考にした商品も限定数量で販売しています。
ちなみにコンテストの最優秀賞は、昨年に引き続き芦屋市の大城貴子さんです。
2連覇おめでとうございます!

前田さんのレシピを参考にした「くぎ煮」を私も試食しましたが、ショウガが効いてとてもおいしかったです。

明日から3連休。
TEAM メンバーが交代で売場に立ちます。
4月から入社予定の内定者の黒田さんにもお手伝いをいただいています。

設営いただいた皆さん、お買い上げいただいたお客さまに感謝。
ありがとうございます。


投稿者 山中 勧 : 23:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月13日

長田駒ヶ林「くぎ煮」の昔話・友光喜代子さん92歳

20100313kugini_ms_tomomitsu02.jpg駒ヶ林婦人会、長田区連合婦人会、神戸市婦人団体協議会の会長を約40年なさっておられた友光喜代子(ともみつきよこ)さんです。
現在でも長田区連合婦人会の名誉会長をなさっています。

本日開催された第8回のいかなごのくぎ煮コンテストにお越し頂き、お会いすることが出来ました。
大正7年生まれの92歳。少し足がお悪いそうですが、目も耳もお達者で大変お元気そうです。

「伍魚福さん頑張っておられますね」とおっしゃって頂きました。
平成7年に亡くなった祖母のことも良くご存知でした。

婦人会報の最も古い記録では、昭和55年、友光さんが講師となり、神戸市の各地でいかなごの調理法の講習会をされ、現在のようにくぎ煮が各家庭で炊かれることとなるきっかけを作ってこられた「張本人(ご本人談)」だそうです。

友光さんは長楽小学校(現在の駒ヶ林小学校)に入学され、昭和4年か5年頃、二葉小学校(こちらも統合されて現在は駒ヶ林小学校)の新設でそちらに移られ2回生としてご卒業になったそうです。
友光さんが子供のころから家庭ではいかなごを炊いて食べておられました。
当時は2月、フルセ(親魚)から始まり、節分、そして花見の季節(コナ=シンコ)まで。

友光さんが子供のころですので大正末期から昭和の初めの時点でいかなごを炊いて食べておられたことになります。私が調べた中では最も古い証言です。

昭和12年にご結婚され、4人のお子様をもうけられました。
昭和43年に駒ヶ林婦人会の会長になられ、神戸市の婦人団体協議会の会長も歴任。

友光さんは最も多い時期で100kgのいかなご(炊き上がりで60kg)を炊いておられたそうです。500gずつ分けて100人の方に配っておられたとのこと。
「世間では垂水が発祥というけれど、長田のほうが古いのよ」とおっしゃいます。

私が調べた「滋味風土記」の本のお話もさせて頂きました。
昭和10年に発行されたこの本には、「玉筋魚(いかなご)釘煎」という料理が登場します。駒ヶ林と垂水どちらも掲載されていますので、昭和10年時点ではどちらの地域でもいかなご(いまよりも大きいもの)を炊いておられたようです。
詳しくはこちらのエントリーを参照下さい。

20100313kugini_ms_tomomitsu01.jpgこちらが友光さんが炊かれたフルセ(親魚)の「くぎ煮」です。
コンテストに応募いただき並べさせて頂きました。
懐かしがる方、びっくりされる方・・・。

友光さんからのこの作品についてのコメントです。

「フルセ(大きないかなご)はシンコ(小さないかなご)に比べ、脂もあり焦げやすく炊くのが難しいが、頭の先から尾の先まできれいに炊き上げる。いかなごのくぎ煮は長い伝統があり、長田住民は昔から地元の方々が大切に伝えてきました。昔はまず値段も安く、長持ちする、また栄養も高い庶民の副食として長く伝えられている、長田が誇れる食文化です。」

私も試食させて頂きました。
やわらかく、とてもおいしかったです。
伍魚福の商品本部統括の大橋次長も絶賛。
コンテストの試食では一番に売り切れました。

地域の食文化を大切に守っていきたいですね。
友光さんからは後で私の携帯にお電話を頂きました。
「お話ししていた講習会、昭和55年の会報にありましたよ」
ブログへの掲載も快諾いただきました。
本当に貴重なお話ありがとうございました。

我々も誇りを持って「くぎ煮」を守り、育てていきたいと改めて決意。
地域の皆さんととともに努力を続けてまいります。


投稿者 山中 勧 : 22:47 | コメント (0) | トラックバック (0)

第8回いかなごのくぎ煮コンテスト(2010)

20100313kugini_contest02.jpg春の恒例となっています「いかなごのくぎ煮」コンテスト。
本日神戸市長田区「丸五市場」内の特設会場で開催されました。
となりには三国志の英雄・劉備玄徳の石像が設置されています。

新長田エリアは、昨年できた鉄人28号を始め、地元にゆかりの深い漫画家の横山光輝さんの代表作である三国志をテーマに町おこしをされています。

今年は昨年よりもいかなごも獲れており、炊かれる方が増えています。
11名の方から応募いただきました。

20100313kugini_contest01.jpg今年は初めて男性の方からの応募もありました。

定番のショウガ以外にも、ニンニクを使ったり、ゴマ、山椒、レモンの皮など皆さんのこだわりをひしひしと感じます。
また、フルセ(いかなごの親魚)を炊いた昔懐かしい「くぎ煮」もあり、皆さん驚きの声を上げておられました。

10時から投票開始、定刻の14時まで全ての試食が持たず、投票は少し早めに締め切らせて頂きました。

昨年のコンテスト優勝の大城さん(今年もご応募ありがとうございます)、長田区の婦人会の名誉会長の友光さん(フルセでのご応募ありがとうございます)、神戸市産業振興局農水産課の方にもお立ち寄りいただき、ご挨拶をさせていただくことができました。

友光さんからは貴重なくぎ煮の昔話を伺うことができました。
(詳しくは次のエントリーを参照下さい。)

いろんな出会いがあり、地域の皆さんに支えられて我々も仕事ができるありがたさを改めて感じます。

コンテストではありますが、誰にとってもその家庭の味が本当は一番です。
投票結果はどんな「くぎ煮」が家庭で多いのか、家庭で好まれるのかというひとつの現れといえるでしょう。
結果は近日、くぎ煮.jp他で発表されますのでお楽しみに。

作っていただいた方の気持ちを考えると、どのくぎ煮にもこだわりが感じられ、甲乙つけがたいというのが実感です。
応募いただいた皆さん、試食・投票いただいた皆さん、設営いただいた全ての関係者の皆さまに感謝。
ありがとうございます。


投稿者 山中 勧 : 21:56 | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月14日

第7回いかなごのくぎ煮コンテスト

本日は「第7回いかなごのくぎ煮コンテスト」(主催/丸五市場事業協同組合、後援/長田区役所、協力/株式会社伍魚福・長田区連合婦人会)が開催されました。
朝からの雨にも関わらず神戸市長田区にある丸五市場内の特設会場にはたくさんの人にきていただきました。
いかなごの不漁による品不足と価格高騰で開催できるかどうか心配でしたが、遠くは姫路や芦屋から地元長田の方まで5人の方に応募いただきました。

私も試食させていただきました。
皆さん上手に炊いておられます。

ちょうど本日駒ヶ林まちづくり協議会主催の「駒ヶ林ウォークラリー」も開催されており、その参加者の方も来られていました。

11時から15時までの間に119人の方に投票いただきました。
地元の県会議員の方や、長田区役所のまちづくり課の方にもお立ち寄り頂き、ご挨拶できました。

終了後、コンテストの運営事務局をされている地元のまちづくり会社(株)神戸ながたTMOに移動し、開票。
この写真は開票中の伍魚福・山本雅男常務、佐々木繁係長です。
厳正な審査の結果、最優秀賞は芦屋市の大城貴子さんに決定!
この写真が大城さんの炊かれたくぎ煮です。
山椒、レモンの皮、寒天の粉などを使ったこだわりのレシピです。
おめでとうございます!

今日は大城さんも会場に足を運ばれており、ご挨拶させていただくことができました。
大城さんのレシピは近日「くぎ煮.JP」に掲載予定です。

JR新神戸駅で3月19日から23日まで開催される「いかなごのくぎ煮」フェアには大城さんのレシピを参考にして炊いた特別レシピのくぎ煮が、炊き上がり次第登場します。
是非皆さんお立ち寄り下さい。

本日もたくさんの方との出会いに感謝。
ありがとうございました。


投稿者 山中 勧 : 17:12 | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 2日

くぎ煮検定・朝日新聞(神戸版)に掲載

本日付の朝日新聞の神戸版に「くぎ煮検定で元気を」と題した記事が掲載されました。
メインは神戸市水産会が今年から開催する「神戸いかなごくぎ煮名人認定試験」の記事なのですが、当社が運営するネット上の「くぎ煮検定」についても私のコメントともに記事にしていただきました。
記事はこちらです。
伍魚福のくぎ煮検定はこちらです。

是非ご覧下さい。

地元の食文化としてのいかなごの「くぎ煮」。みんなで大切に育てていきたいですね。


投稿者 山中 勧 : 12:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 1日

「和漢三才図会」の記述から(漢字名:玉筋魚についての考察)

江戸時代の大阪の医師、寺島良安が編集した「和漢三才図会」(わかんさんさいずえ)という本があります。
これは、中国の明の王圻(おうき)という人物がまとめた「三才図会」を下敷きにして作られた日本の百科事典です。約300年前の1712年(正徳2年)頃に出版されました。

この本の第51巻「魚類 江海無鱗魚」に「いかなご」の記述があります。

画像はこちらを参照下さい。
国立国会図書館の近代デジタルライブラリーの該当ページです。

漢文で書かれていますので難しいのですが、以下意訳してみます。
-------------------------------------------
玉筯魚(いかなご・かますご)

「三才図会」によると、いかなごは胴体は丸く、箸のようである。
少し黒く、鱗はない。両目の点は黒い。菜の花の咲くときには、卵を抱いて太っている。
一般にこれを「菜の花玉筯」という。

調べると、その長さは1~2寸、鱗は無く、白い。背は少し青く「かます」に形に似ている。しかし元々これは別の種類のものである。春の末には腹に卵をもつ。
およそ春分のころ、摂津の一の谷に始まってたくさん獲れる。立夏には、播州の明石の浦の鹿瀬(ししがせ=現在の鹿ノ瀬?)でたくさん獲れる。
夏至の前後、讃州八島及び下関で獲れる(一の谷から次第に西の海に広がる)。その翌日には、取れなくなってしまうのも不思議なことである(盛んに獲れるときには波に逆らって泳いでおり山のようである。ひと網で幾千万尾も獲れて数え切れない)。初春に獲れるものは、長さ3~4寸で、背は青く、腹は白い。これを「旧魚(ふるせ)」という。最盛期には布網でこれを獲る。潮水でこれを煮る(煎る)と脂がたくさん釜に浮いてくる。すくい取って行燈の油にする。鯨や鰯の油と同様である。
煎ったあとの魚は、黄色く、まだ脂がのっている(おいしく、やわらかい。毒はない)。これをあちらこちらに送る。貧しい人々の食物になる。
その広く使われることは鯨や鰯に匹敵する。
-------------------------------------------

1.いかなごの漢字名「玉筯魚」について
まず注目すべきは「玉筯魚」の「筯」という文字(「竹かんむり」に「助」)です。
これは「箸」のこと。玉でできた箸のような魚という意味ではないかと思われます。現在「筋(すじ)」という文字が使われ「玉筋魚」と表記されていますが、これは似ている字を当てたもの、あるいは誤用されたものが定着してしまったものではないでしょうか。
本来今の文字で言うと「玉箸魚」?
海に筋ができたような・・・という説明に違和感を感じていたのですが、中国の宝石・玉(ぎょく)でできた箸のような魚という方がその見た目から言ってもぴったりだと思いませんか?

2.「煎る」という料理法について
フルセを海水で炊いて灯油をとるという記述があります。このときに使われている言葉は「いる(煎る)」というものです。魚谷常吉の著書に「釘煎」という記述があるということは以前のエントリーでも書きましたが、江戸時代にも「煎る」という言葉が使われていたことに注目したいと思います。
シンコを煎ってくぎのように見えたことから自然に「釘煎」になったのかもしれません。

3.瀬戸内海での魚の移動
最初は春分のころ(2008年は3月20日、以下同じ)摂津の一の谷(須磨?)で獲れ、立夏(5月5日)には播州明石の鹿ノ瀬、夏至(6月21日)に前後には、香川の讃州八島(現在の香川県の屋島)と下関で獲れる。
その翌日には獲れなくなるの記述がありますが、これは夏眠するためでしょうか。
今よりも日にちが遅いのは、漁法の違い(昔は地引網で獲っていたことこともあるようです)、それとも地球が温暖化しているせいでしょうか?

4.その他
大きさは3~6センチ、親魚(ふるせ)は9~12センチ。江戸時代にも親魚は「フルセ」と呼ばれていたのですね。

国立国会図書館のデジタルライブラリーのおかげで家でもこのような調査ができます。
便利な時代です。


投稿者 山中 勧 : 10:12 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月28日

長田活性化研究会(くぎ煮のルーツを説明)

本日は、垂水区にある兵庫県自治研修所での2回目の講演(今回も管理職の方57名が参加されました。内容については前回のブログをご参照ください)の後、長田区に戻り、「長田活性化研究会」に参加しました。

この研究会は、神戸商工会議所西神戸支部が事務局となり、現在は25名の長田区の企業や地元商業者、金融機関の方などが集まって地域振興について議論・情報交換を行うものです。

神戸商工会議所のホームページによるとその目的は下記の通りです。

------------------------以下引用--------------------------

■ 長田活性化研究会
震災後、長田区において再開発事業などのハード整備、商業者等を中心とするソフト事業
が積極的に進められていますが、街の重要な構成要素である企業の視点や関わり方も見落と
せません。
本研究会では、長田区の企業関係者や地元商業者が集まり、企業活動の舞台となっている
長田区の活性化や賑わい創出等について、幅広く議論・情報交換を行っています。

------------------------以上引用--------------------------

今日は、参加者は私を含めて18名でした。
議題は、
1.国民生活金融公庫の地域活性化支援の取り組みについて
2.ホテルサーブ神戸アスタからのお知らせ
3.「新長田まちぐるみ活性化連合(仮称)」の立ち上げについて
4.「ASIAN de NAGATA」事業について
5.その他
ということでした。

今回「その他」のところで少しお時間をいただき、昭和10年発行の書籍・魚谷常吉著「滋味風土記」に書かれたいかなごの「釘煎(くぎいり)」の記述の紹介をさせていただきました(詳細はこちらのエントリーを参照ください)。
くぎ煮のルーツについて、現在の定説(昭和10年の垂水区塩屋の魚屋さんが発祥、昭和30年に垂水の組合長が「くぎ煮」と命名)よりも古いと思われる記述があることを説明しますと皆さん驚かれていました。
昭和10年の時点で生のいかなごを醤油と砂糖で炊きつめた「釘煎」を長田の駒ヶ林の漁業組合か垂水の魚市場に言えば取り寄せられると書いてありますので、昭和10年の時点では長田と垂水どちらでも同じように漁師の料理として確立していたということが言えるのです。

現時点ではどちらが古いとは言えないのですが長田区が「くぎ煮」 発祥の地のひとつであることは間違いありません。
「くぎ煮」はもともと漁師の料理から始まっています。
また、魚を醤油と砂糖で炊くのは料理としても普通のことですので、誰が初めて作ったかということは永遠に結論がでないと考えていますが、町おこしの一つの話題として「長田 VS 垂水」なんて言う取り組みができても面白いねというような意見も頂きました。
また、新長田駅前にできた「ホテルサーブ神戸アスタ」の総支配人さんからもホテルの食材として使っている「くぎ煮」は実は地元長田発祥の食材なんだというアピールももっとやりますという心強いお言葉も頂きました。

2009年春に実施予定の長田の第7回「いかなごのくぎ煮コンテスト」に向けてまた今後もご提案をさせていただこうと考えています。


投稿者 山中 勧 : 22:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月15日

昭和10年淡路・三原郡の漁獲高(昭和10年2月21日付神戸新聞)

こちらも神戸新聞から見つけました。

兵庫県三原郡、現在の南あわじ市(淡路島南部)の漁獲高の記事です。

神戸新聞
昭和10年2月21日(木)
第6面

--------以下引用--------------------------

漁獲高五十余万円
三原郡の昨年度分

昨(さく)年中の三原郡各浦(うら)における漁獲(ぎよくわく)高は五十万一千五百八十五円で前年に比(ひ)し三割(わり)の減少(げんせう)であるが沼島(しま)と灘(なだ)村は反対(はんたい)に豊漁(ぎょ)であつた、殊(こと)に復興(ふくこう)を案(あん)じられた沼島(しま)の如きは破壊漁船(はくわいぎよせん)七割(わり)、百五十隻(せき)が復旧(ふくきう)し滞(たい)納整理(せいり)にも大した支障(しせう)がなく順調(じゆんてう)に進(すゝ)んでゐる、なほ同郡漁獲(ぎよくわく)の主なるものは

鯛十万百円、鰮九万五千四百三十六円、イカナゴ九万一千九百六十四円、黒鯛三万二千六百五十五円、鯖一万一千九百十円、ボラ七千百八十八円その他

--------以上引用--------------------------
#旧字体の漢字は新字体に修正しています。カッコ内のふりがなは特記あるものを除き原文にふりがながついたものをそのまま転記しています。

この記事のまとめ
1.昭和9年の淡路、三原郡の漁獲高
  総合計501,585円
  内訳
  鯛 100,100円
  イワシ 95,436円
  イカナゴ 91,964円
  黒鯛 32,656円
  サバ 11,910円
  ボラ  7,188円
2.上記の漁獲高は昭和8年に比べて3割減であること。
3.イカナゴの漁獲高は全体の18.3%を占めていること。
4.何らかの災害で漁船が破壊されたが復旧が進んでいること。

イカナゴが当時から重要な魚であったことがわかります。


投稿者 山中 勧 : 23:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

「春の味覚コマシ網」(昭和10年2月28日付神戸新聞)

大倉山にある神戸市立中央図書館では、マイクロフィルムに収められた古い新聞を閲覧することができます。

昭和10年の魚谷常吉さんの著作にいかなごの「釘煎り(くぎいり)」の記述があったので、神戸新聞の昭和10年2月~3月の記事を閲覧して発見しました。
今はパッチ網という船曳網を用いた漁法で行われていますが、当時は船で引っ張らない「コマシ網」を用いていたのでしょうか。

神戸新聞
昭和10年2月28日(木)
第7面

--------以下引用--------------------------

春の味覚「コマシ網」

豊漁の予想を載せて
あすから網下ろしする

内海の春(はる)はシンコ(玉筋魚の稚魚(ちぎょ))から・・・・・・白魚(うお)のやうに楚々たる姿態(したい)を持つて例(れい)年都(と)会人の味覚(みかく)を賑はせるこの玉筋魚のコマシ網(あみ)が愈よ春漁(はるれう)のトップを切(き)つて三月一日から網卸(あみおろ)しが行はれる、県下の最盛(さいせい)地は淡路(あはち)東岸(がん)から神戸須磨(すま)方面(めん)の一帯(たい)だが、今年は大体(たい)豊漁(ぎょ)だらうと見られてゐる、県立水産試験場(さんしけんぜう)の予想(よそう)は斯(か)うだ-
産卵の状態及び水温、比重等から見て豊漁とみられるが反面俗にフルセと呼ばれる親イカナゴがまだまだ(山中註:二回目の「まだ」は原文は「く」のような記号)多く残つてをり親は盛に子イカナゴを食するので此の点が憂慮される、昨月九日試験場が明石海峡西方で調査した際にも親玉筋魚の腹中に大きいものは二十八シリ(山中註:ミリの誤植)から小さいもので十一ミリの子イカナゴが多数に入つてゐたほどである本年は気温が高くイカナゴの成長度が好いので獲れる子イカナゴも例年よりは大きなものが獲れるであらう(写真はコマシ網漁船)

--------以上引用--------------------------
#旧字体の漢字は新字体に修正しています。カッコ内のふりがなは特記あるものを除き原文にふりがながついたものをそのまま転記しています。

上記記事からのまとめ
1.昭和10年時点でもいかなごの稚魚は「シンコ」と呼ばれ、都会人に人気があったこと。
2.当時は「コマシ網」を用いた漁法で行われていたこと。
  ネットで調査しますと、今でも備讃瀬戸(岡山と香川の間の小豆島よりも西の海域)ではイカナゴコマセとして込網(こましあみ)を使って漁がおこなわれているようです。
http://www.pref.kagawa.jp/suisan/html/suisan/gyogugyohou/9.pdf
3.昭和10年のイカナゴ漁の最盛地は淡路東岸から神戸須磨方面の一帯と言われていたこと。
4.昭和10年のイカナゴ漁の網下ろしは3月1日だったこと。
5.当時も県立水産試験場が調査を行い、コメントを出していること。

また時間を見つけて調査を続けたいと思います。


投稿者 山中 勧 : 23:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

「滋味風土記」魚谷常吉著(昭和10年11月発行)~「くぎ煮」の名称の由来(私見)

ネット上の古書店から購入しました。
著者の魚谷常吉(明治27年生~昭和39年没)という方は料理人で、神戸で「西魚善」という料亭を経営していた方だそうです。昭和16年に和歌山県で僧籍に入り、宝光寺の住職となられたそうです。
この本は全国のおいしいものを掲載した、今でいえばグルメ本のようなものでしょう。
神戸肉や明石蛸の記述もあります。

「滋味風土記」
昭和10年11月10日印刷
昭和10年11月15日発行
昭和10年12月1日三版発行
定価1円50銭
著者 魚谷常吉
発行者 小野貞
印刷者 本間十三郎
発行所 秋豊園出版部

--------以下引用--------------------------
玉筋魚釘煎

玉筋魚(いかなご)は春から夏一杯の間、明名(山中註:明石の誤植か?)近海より四国にかけて多量に漁れる魚で、形は針魚を小さくした様なもので、大きさも精々三寸位までが旨く、それ以上のものは、余り喜ばれない。味がよいにも拘らず、唯漁獲高が非常に多いのと、腐敗が早いために余り珍重されない。所によつては醤油を造つたり、肥料にしたりする位で、丁度鰯と同じような立場にある気の毒な魚である。一番旨いのは春先の小さい頃に網から上げ未だ活きて躍つているのを、塩茹にして、二杯酢で食ふので、その外、この塩茹にしたものを胡瓜揉と和へて矢張り二杯酢で頂く。飯の菜にする時は、この一度茹でたもの、或は活きたものを網にのせて焼き乍ら、生醤油をつけて頂く。これも相当旨い。然し初夏の候、玉筋魚が大きくなつてから釘煎(くぎいり)にしたものは、玉筋魚料理の中で最も美味のものである。酒によし、飯によく、其の上保存が利くといふのが嬉しい。近頃はオイルサーデンで日本一の名を挙げた明石の水産試験場で、飴煮を試作して、大工場や兵隊などに多量に供して居るが、私は飴煮も結構であるが、釘煎を賞味したい。製法は至つて簡単で、玉筋魚一升に対し生醤油五合砂糖五十匁で煮詰めればよい。要は玉筋魚の生きたのを選ぶだけである。従つてこの死に易い魚を材料とするのであるから、漁場でなければ出来ない料理で、若し入用ならば、兵庫の駒ヶ林の漁業組合か、明石の垂水魚市場へ頼めば送つてくれる筈である。決して商人に頼まず、漁夫の手製のものを求めるやうにせねば、肉の引き締まつた、底味のある本当の釘煎は得られない。
玉筋魚に似たもので、大分県佐賀県にキビナゴといふ魚が饒産する。土地の人は余り顧ず、下層級の食物になつて居るが、これも玉筋魚と同じ方法で、釘煎にすれば相当に旨く頂けるである。土地の人に教へてやつた処、試作して紡績工場へ売り、味もよく、価格が安いので、大変喜ばれ、自分も今迄にない楽な盆節季をしたと、喜んで礼を云はれた事がある。

--------以上引用--------------------------
#旧字体の漢字は新字体に修正しています。カッコ内のふりがなは特記あるものを除き原文にふりがながついたものをそのまま転記しています。

この「滋味風土記」によれば、
1.この本が出版された昭和10年以前にはすでにいかなごの「釘煎(くぎいり)」という漁師の料理が存在したこと。
2.その料理は、活けのいかなごを醤油と砂糖で煮詰めるという製法であったこと。
3.昭和10年の時点で製品としての「釘煎(くぎいり)」を入手したいのであれば、兵庫の駒ヶ林(現在の神戸市長田区)の漁業組合か、明石の垂水魚市場(現在の神戸市垂水区)へ頼むのが良いとされていること。

などが読み取れます。

ここからは「くぎ煮」の名前の由来に関しての私の見解です。

当時漁夫の炊いていた上記の「釘煎(くぎいり)」がいつしか「釘煮(くぎに)」に転化したものだと考えています。
醤油と砂糖で煮詰める=煎る(いる)→煮る(にる)ということでそう呼ぶようになったと考えるのが自然ではないでしょうか。
ネット上では昭和30年ごろに垂水の漁業組合の組合長が「くぎ煮」と命名したという説が流布されていますが、それよりもはるか20年以上前から「釘煎(くぎいり)」と呼ばれていた事実があったということも皆さんに知っていただきたいと考えています。
また、塩屋の魚屋さんがお客さんに頼まれて昭和10年(1935年)に初めて「くぎ煮」にあたるものを作ったという話も有名で、塩屋に「釘煮発祥の地」の石碑も建てられています。
しかしこの本によると、昭和10年にはすでに醤油と砂糖で生のいかなごを炊いた「釘煎(くぎいり)」を長田の駒ヶ林の漁業組合か垂水の魚市場に頼めば送ってくれるという「事実」があるのです。

さらにルーツを探っていきたいと考えています。皆さんからの情報もお待ちしています。


投稿者 山中 勧 : 23:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

いかなごの「くぎ煮」資料室の開設

伍魚福はいかなごの「くぎ煮」を商標登録させていただいております。
もともと漁師の料理から家庭料理となっていたものを当社がお土産物として初めて商品化し、神戸のJR三ノ宮駅で発売したことから始まっています。

魚を炊くときに砂糖と醤油、生姜やみりんを用いるのは料理の一般的な手法ですので「くぎ煮」をいつ誰がはじめたかという議論は永遠に結論がでないと思っています。

私も独自に「くぎ煮」の歴史や由来を調べています。
私が調査した資料の中から「いかなご」や「くぎ煮」が登場するものを掲載していきたいと思います。
原則として、文献をそのまま引用させていただき、私のコメントを少し記載させていただく形式となります。
現在ネットで広く流布している定説と異なる事実を示す文献(魚谷常吉著「滋味風土記」、詳しくは次のエントリーを参照下さい)もありました。

「こういう資料があるよ」等の情報もございましたら、是非ご一報いただければと思っています。


投稿者 山中 勧 : 23:52 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月20日

JR新神戸駅「くぎ煮フェア」開催中!

本日3月20日から24日までの5日間、神戸の表玄関、JR新神戸駅にて2年ぶりに「くぎ煮フェア」が開催されています。

期間中は、朝11時から夕方6時半まで、いかなごのくぎ煮をお客様に試食いただきます。

神戸の春の風物詩であるいかなごの「くぎ煮」。
これを全国から神戸に来られるお客様に、また神戸から全国に発たれるお客様に味わっていただきたいとの思いからスタートしたものです。

伍魚福はこのイベントにJR西日本デイリーサービスネットさんとともにスタート当時から協力をさせていただいています。
今回のフェアには、4月から伍魚福に入社する内定者の皆さんにもアルバイトとしてお手伝いを頂いています。

今年のいかなご漁は、明石海峡での事故の影響で厳しいものがあります。

伍魚福は、お土産物としての「くぎ煮」をゼロから育ててきたメーカーとして今後も皆さんに食べていただけるように努力を続けて行きたいと思っています。


投稿者 山中 勧 : 19:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月15日

第6回いかなごのくぎ煮コンテスト


本日は、毎年恒例の「いかなごのくぎ煮コンテスト」が開催されました。
長田の「丸五市場」内の特設会場で試食と投票が行われました。

このコンテストは今年で6回目となります。伍魚福は第1回目からこのコンテストに協力をさせていただいています。最優秀賞、優秀賞の方への賞品提供と、最優秀の方のレシピを参考にして特製の「くぎ煮」を商品化して限定販売しています。

今回の応募者は11名。オーソドックスな生姜入りのもの、ゴマを入れて炊いたもの、レモンの皮を刻んで入れてさわやかさを出したもの、少し大きめのいかなごをたいたものなどなど、皆さんの自信作が出品されていました。

会場では試食をして投票するとともに、くぎ煮の炊き方などで話が盛り上がっていました。

本日15:00に投票が締め切られ、最優秀賞1点、優秀賞2点が決まります。

今日は山本常務、佐々木リーダーとともに試食に参加してきました。
いろんな家庭の味があります。この食文化をまた次の世代へと受け継いでいきたいですね。


投稿者 山中 勧 : 15:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月19日

くぎ煮検定(神戸新聞神戸版に掲載)

神戸名物のいかなごの「くぎ煮」(登録商標)は伍魚福の看板商品です。
今から30数年前に神戸のキヨスクさん向けに開発して駅の売店で販売させていただいたことから始まっています。
当時は家庭料理のひとつでしたので、くぎ煮をお土産に・・・と提案しても認知されていなかったのですが、何とか神戸の名物にしたいという思いでやってきました。
今年のいかなご漁は漁が始まって以来の不漁。価格も高騰し、非常に厳しい状況ですが、伍魚福としてはなんとか例年通りの数量を炊くことができました。

くぎ煮の認知度をもっと高めるため、くぎ煮専用のサイトを立ち上げています。
その中でくぎ煮についての知識をゲーム感覚で学んでいただこうと考えてつくったのが「くぎ煮検定」です。神戸市立須磨海浜水族園の学芸員をされており、現在は神戸市観光交流課におられる大鹿達弥さんに監修をいただきました。

時期的に少し遅くなりましたので来年のくぎ煮のシーズンまでにもっと充実させてPRしようと思っていたのですが、さすがネットの時代ですね。神戸新聞さんが取材にこられ、本日(5月19日)の神戸新聞朝刊の神戸版に掲載されました。
記事はこちら

質問は全部で20問。いろんな質問がランダムで出てくるようになっています。全問正解で「くぎ煮博士」の認定証(の画像)がもらえます。

是非みなさんも受検してみてください。


投稿者 山中 勧 : 07:49 | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年3月14日

朝日新聞(兵庫版)にくぎ煮掲載

いかなごが今年は大不漁で困っています。伍魚福の看板商品なのですが、物理的な量も少なく、浜値も高騰。
そんな中、伍魚福のくぎ煮についての記事が本日の朝日新聞の兵庫版「モノ物語」に掲載されました。

朝日新聞のWEB版にも掲載されました。記事はこちら

反響は大きく、朝から問合せの電話が殺到したそうです。


投稿者 山中 勧 : 23:09 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月25日

GOGYOFUKU MUSEUM第4号&いかなご漁解禁

珍味情報誌「GOGYOFUKU MUSEUM」の第4号を発刊しました(2月24日)。
春号ですので伍魚福の登録商標である「くぎ煮」特集を掲載しています。
2月23日の試験曳きの結果、今年は28日にいかなご漁が解禁となりました。

今回は28日から開催される2007スーパーマーケットトレードショーから配布させていただきます。これにあわせてEブックも公開させていただきます。


  • 伍魚福ミュージアム最新号

    「MUSEUM」バックナンバーはこちらです。
  • 表紙デザインは、伍魚福のデザイナー村田晴美、記事は副編集長の山下宏光によるものです。是非皆さんご覧下さい。


    投稿者 山中 勧 : 00:03 | コメント (0) | トラックバック (1)

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