株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて経営について2017.01.18(Wed)平成28年度近畿地域農業青年会議にて講演

20170118nogyoseinen04.JPG懇親会の「鏡開き」の様子です。
本日は、神戸チサンホテル(神戸市中央区)で開催された平成28年度近畿地域農業青年会議に参加させていただきました。
近畿農業青年クラブ連絡協議会と兵庫県農業青年クラブ連絡協議会の主催です。
農業青年クラブは、兵庫県内に16存在し、2016年度の会員数は113名。
目的は、「会員各自が科学的態度で農業の改良又は生活改善のやり方を学び、これが実践を通じて自らを研磨するとともに協同精神を培い、より良い農村の建設に寄与すること」とされており、その目的に賛同して自主的に参加されたクラブ員で構成されているそうです。
20170118nogyoseinen01.jpg近畿の各府県にも同様の「農業青年クラブ」があり、府県単位の「農業青年クラブ連絡協議会」、近畿全体の「近畿農業青年クラブ連絡協議会」が組織されています。
毎年1回、各府県持ち回りで「近畿地域農業青年会議」を開催。
各府県の代表から、「プロジェクト発表」(農業経営の改善に向けた技術開発や改善、商品開発、地域や組織の活性化活動等の取り組みを発表)、「農業青年意見発表」(自らの体験を通じて、日頃考えていること等を発表)が行われ、全国大会への出場者が決定されます。
20170118nogyoseinen02.jpg私も発表を聞かせていただきましたが、「プロジェクト発表」では自らが営むぶどう栽培、養豚、玉ねぎ苗、地域の農業者連携などに取り組まれた内容を立派なスライドとともに発表されており、驚いたというのが正直な感想です。
「農業青年意見発表」では一人ひとりが農業への熱い思いを語っておられます。
私も初心を思い出し、もっと熱く仕事に取り組まねばならないと感じました。
20170118nogyoseinen03.jpg皆さんの発表があまりにきちんとされていたので、私も少し緊張。「神戸で一番おもしろい会社を目指して〜経営者としての試行錯誤〜」というテーマで60分お話をさせていただきました。
農業経営も企業経営もお客様にどう喜んでいただくかという意味では同じですし、日本の食を支えているという意味でも共通です。
食品の原材料はすべて農林水産資源。若い農業者の皆さんとともに食を通じて日本をもっと良くしていきたいですね。
終了後の交流会は、兵庫県農業青年クラブ連絡協議会設立50周年記念大会を兼ねておられます。
近畿農政局、兵庫県農政環境部、各地域の農業青年クラブなど、たくさんの方と話すことができました。
意外と新しく農業に参加される若い方も多いそうです。
日本の農業の未来も明るいですね。
本日のご縁をいただいた兵庫県、農業青年クラブの皆さんに感謝です。
ありがとうございました。