株式会社伍魚福 代表取締役社長

勉強メモ経営について2012.07.06(Fri)「マネジメント強化プログラム」社内勉強会(PDCAについて)

20120706tg_kenshu01.JPG本日のTEAM GOGYOFUKU研修会は、15時から。
安倍マネジメントの安倍泰生先生を講師に迎え、「マネジメント強化プログラム」の勉強会です。
「マネジメント強化プログラム」とは日本生産性本部が3年ほど前に開発したプログラムで、主に中小企業を対象に、マネジメントのレベル(PDCAをきちんと回す力)を高めていくための仕組みです。
「実行力ある経営」認証制度に基づく外部認証を受けることで、自社のマネジメントのレベルを評価いただくことができます。
伍魚福はこれに取り組んで2年目です。昨年度は「実行力ある経営」の「導入認証」を頂きました。
本年度は全社で15のアクションプランを策定、そのPDCAをきちんと回していくことで、社内の「マネジメント力」を高めていこうと考えています。
今日は全社員を対象にPDCAのあり方、計画の立て方に重点を置いて説明頂きました。
簡単にPDCAという言葉を使いますが、実は定義を良くわかっていなかったりします。
マネジメント強化プログラムでのPDCAサイクルのステップは次のとおりです。
P:計画
・目的を効果的に達成する一番よいやり方を明らかにし、それを誰がどのように行うか、いつ行うかを具体的に示す。
・成果や目標を明確な数値で示す。
・考えられることを検討しつくす。
D:実行
・計画さえすれば、それが実行できるとは限らない。
・新しい価値を生み出すには、今までと違った行動をしなければならない。
・実行場面での支援や実行に伴う問題解決の方法が備わっていることが大切。
C:評価
・計画通りに行動できたかを、成果目標と実績数値を比較して明らかにする。
・どう行動したから、こういう結果になったということを明らかにする。
・目的達成のために、行動をどう是正すべきかを明らかにする。
A:改善・学習
・目標を達成できるよう改善対策を打つ。
・目標を達成できない原因と課題を明らかにし、具体的に何をするのかを考える。
・計画そのものが違っていたことを発見し、新たなP-D-C-Aを構築する。
これらの考え方をもとに、回し続けなければなりません。
アクションプラン(実行計画)の中味の演習も。
1.目的(何を目指すか)
2.目的実現の方法(何をどのように行うのか)
→具体策の策定
3.行動(どの程度実行できたか)
→行動指標の策定
4.成果(目的はどの程度実現できたか)
→成果指標の策定
実際に「5Sを使うことで会社内をきれいにする」というテーマで書いてみました。
目的を達成するためにどんな行動を行うか。
行動目標とそれを測る指標。
成果目標とそれを測る指標。
日々の仕事に取り組む際にも同じように考え、PDCAをきちんと回す。
一人ひとりのPDCAの積み重ね、レベルアップが、会社全体の大きなPDCAのレベルアップにつながり、ひいては会社全体の経営品質の向上にもつながります。
TEAM GOGYOFUKUメンバー全員できちんと取り組み、お客様にもっと喜んでもらえる会社になり、一人ひとりの人生が豊かで充実したものになることを目指したいと考えています。