読書メモ

2008年8月30日

「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」 鈴木康之著

今週の東京出張の際、羽田空港の書店で買い求めました。
著者の鈴木康之さんは、40年にわたって広告界でコピーライターとして活躍され、名作コピーを集めて解説した「名作コピー読本」はロングセラーとなったそうです。若手のライターにコピーの技法を指導されています。

以下目次から。
-------------------以下引用--------------------
はじめに 文章への入口
文章は書くものではない
読んでもらうものである
第1部 話の中身
読む人のために、自分のために
ソントクで書く
第2部 表現の方法
気持ちで書けば
ちゃんと伝わる
第3部 話の見つけ方
書き上手になろうとおもうな
聞き上手になれ
第4部 発想の方法
人と同じことを思い
人と違うことを考えよ
第5部 基本は説明力
モノ、コト、ココロ
万事、説明の世の中
第6部 勉強の方法
いい文章は
幕の内弁当のようである
-------------------以上引用--------------------

第6部のまとめに次のような言葉がありました。

-------------------以下引用--------------------
文章は書くものではなく、読んでもらうものです。
読む人が、知ってトクするように、読んで満足するように、書きなさい。
文章は、中身がだいじ。中身探しのために知らない話の世界を訪ねなさい。
書き上手になろうと思わずに、聞き上手になりなさい。調べ上手になりなさい。
人と違うことを考えなさい。想像の翼で自由に飛びなさい。
あなた自身が感動した話、読む人がきっと喜ぶ土産話を聞かせなさい。
中身にふさわしい書き方を考え出しなさい。気分を出して書きなさい。
モノ、コト、オモイ、全て読む人への説明だと思いなさい。
親切に、丁寧に、読んでもらいたいという気持ちを込めて書きなさい。
サービス精神たっぷりの、見た目にいい文章に仕立てなさい。
書き直しなさい。文章を書くとは、書き直すことです。
書き直していけば、どんどんいい文章になります。
書き直せば、いい文章は、幕の内弁当のように仕上がって、読む人の前に出ます。
-------------------以上引用--------------------

さすがコピーライターの文章です。本の中の全てのエッセンスがまとめられています。

商品のコピーについての本ではありますが、全ての実用文(書き手の中だけで完結する日記や芸術作品など以外全ての文章)を書くのに共通だと思います。
伍魚福の商品名、説明文、広告、WEBで発信する内容なども上記に当てはめたら何点がつくでしょう。

社内での方針説明や計画などはどうでしょう。

私自身、一番文章を書いたのは、伊藤忠商事の法務部時代。「サルでもわかる契約書」をモットーに契約書をたくさん書きました。
書き直せばどんどんいい文章になるというのは実感としてあります。

しかし、読む人がトクするように、満足するように書く。
そして、自分自身が感動した話、読む人がきっと喜ぶ土産話として書く。
中身にふさわしい書き方で、気分を出して書く。
見た目にもいい文章で書く。

そのような発想はありませんでした。
いままでブログでもいろんな文章を書き散らしてきました(反省)。これからは、読む方のことをもっと考えて、喜んでいただけることを目指して、少しずつでも実践していきたいと思います。


投稿者 山中 勧 : 10:28

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